卒業論文大発表会2018in浦幌「浦幌のヒグマこんなに調べました!」開催のお知らせ
![]()
浦幌町は、知る人ぞ知る日本のヒグマ研究のメッカです。毎年、本学の学生たちが町に滞在し、山中を駆け巡ってヒグマの研究に挑んでいます。今年も大学生や大学院生たちが、浦幌町立博物館で自分たちの研究成果を大いに語ります。
どんな研究が行われているのか?ヒグマとはどんな動物なのか?ぜひ、会場で学生たちに質問して下さい。参加無料、入退場自由ですので、多くの方のご来場をお待ちしています。
■日時 |
2018年2月10日(土)13:00〜17:00 |
■会場 |
浦幌町立博物館(北海道十勝郡浦幌町字桜町16番地1) |
■入場 |
参加無料・申込不要・入退場自由 |
■プログラム |
基調講演
「駆除しても駆除してもヒグマは里に下りてくるー人の目線とクマの目線からみた浦幌のクマ問題の20年」
佐藤喜和(酪農学園大学野生動物生態学研究室教授)
卒業論文プログラム
- GIS を用いた北海道東部白糠北部地域及び浦幌地域におけるヒグマの痕跡密度動向の解析:船戸恵太(酪農大・野生動物・4年)
- 単独メスヒグマのモニタリングのためのヘア・トラップの有効性:川村胡桃(酪農大・野生動物・4年)
- ヒグマの肥満度の年変化と糞内容物との関係:野村賢人(酪農大・野生動物・4年)
- 動物散布型植物ヤマブドウにおけるマイクロサテライト遺伝子型分析の検討:村田朋弥(酪農大・環境植物・4年)
- カメラ・トラップを用いたヒグマ個体群の社会構造推定一浦幌地域と札幌地域の比較から一:栗木隼大(酪農大・院・野生動物・M2)
- 非侵襲的遺伝試料採集による札幌市のヒグマ生息数推定:上田健太(酪農大・野生動物・4年)
- 札幌市南区におけるヒグマによる農業被害の実態とその対策:金田久弥(酪農大・野生動物・4年)
- 野生ヒグマの被毛コルチゾール測定法の開発:岸上夏樹(酪農大・野生動物・4年) |
- 安定同位体比解析を用いたヒグマのビート利用検出方法の検討:寺山 凜(酪農大・野生動物・4年)
- ヒグマのコミュニケーションに関わる行動パターンは生息環境や生息密度によって変化するか:鈴木 亜室(酪農大・野生動物・4年)
- 雄ヒグマ背部脂腺に対するテストステロン濃度操作の影響富安河平(帯畜大・院・臨床繁殖・D3)
- ヒグマは匂いで個体の違いや発情状態を識別できるか?一背部脂腺分泌物による嗅覚コミュニケーションの検討一:豊島尚章 (酪農大・院・野生動物・M2)
※酪農大:酪農学園大学、院・大学院、野生動物:野生動物生態学研究室、環境植物:環境植物学研究室、帯畜大:帯広畜産大学、臨床繁殖:臨床繁殖学研究室 |
■主催 |
浦幌町立博物館 |
■共催 |
浦幌ヒグマ調査会・浦幌町中央公民館・酪農学園大学野生動物生態学研究室 |
■お問い合わせ |
浦幌町立博物館
TEL:015-576-2009 FAX:015-576-2452 E-mail:museum@urahoro.jp |