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公開シンポジウム「おいしい牛乳・乳製品を食卓へ届けるために~牧草づくりからチーズ加工まで~」を開催

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NEWS NO.143(2016年度)

公開シンポジウム

「おいしい牛乳・乳製品を食卓へ届けるために~牧草づくりからチーズ加工まで~」を開催

2016年10月31日(月)、本学と地方独立行政法人北海道立総合研究機構(道総研)は、「おいしい牛乳・乳製品を食卓へ届けるために~牧草づくりからチーズ加工まで~」と題してシンポジウムを開催し、自治体職員、農業関係団体等の職員、本学の教職員や学生、また、一般市民など、185名が参加しました。

 

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本学と道総研は、本年1月29日(金)に「連携・協力に関する協定書」調印式を行い、研究シーズや人材などの研究資源を有効活用し、教育や研究の更なる充実を図り、地域産業や経済の発展に寄与することを目指しています。今回、双方が行っている教育研究活動について地域の方々に広く知っていただくことを目的に、北海道、札幌市、江別市、ホクレン農業協同組合連合会から後援をいただき、牛乳ができるまでの過程や牛乳の活用に関するシンポジウムを開催しました。

開会にあたり、道総研の丹保憲仁理事長は、「道総研は応用型の研究、つまり現場をつなぐ実用的な研究を、かなり長い将来を見据えて行っております。北海道において酪農は、一番大きな収益をあげている産業で、酪農学園大学は酪農が大好きで、一生懸命働く卒業生を輩出しており、一緒に仕事ができることは、道総研が自分たちの目的を達成するためにも必要なことだと思っております」と挨拶しました。その後4名の講師が、牧草、牛の体の中で牛乳ができるメカニズム、乳房炎対策、チーズづくりに関する講演を行いました。

最後に、本学の竹花一成学長は、「本学は酪農を冠にしている大学ですので、酪農を活性化していきたいと考えております。そのためには、学生たちが社会に出て活躍するようになった時、本日のような現実的な成果を発揮してもらい、北海道あるいは日本の酪農を支える存在になっていただきたいと願っております」と挨拶をし、シンポジウムは盛会のうちに終了しました。

 

「おいしい牛乳・乳製品を食卓へ届けるために~牧草づくりからチーズ加工まで~」

開会挨拶 北海道立総合研究機構 理事長 丹保憲仁

 

講演1 「北海道の気候・土壌に根付いた美味しい牛のエサ作り―北海道における牧草・飼料作物の生産技術―」

北海道立総合研究機構 根釧農業試験場 研究部 主査 牧野 司

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講演2 「“草食系”は素晴らしい!―緑の草から白い牛乳ができるまで―」

酪農学園大学 農食環境学群 教授 中辻浩喜

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講演3 「ウシの乳房のはたらきとその病気」

酪農学園大学 獣医学群 教授 樋口豪紀

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講演4 「良質な北海道産チーズの開発に向けた微生物の活用」

北海道立総合研究機構 食品加工研究センター 食品バイオ部長 川上 誠

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閉会挨拶 酪農学園大学 学長 竹花一成

酪農学園大学エクステンションセンターより(2016.11.02)

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