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AIR-G’「GTR」スクスト出演模様がHPに掲載

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NEWS NO.67(2016年度)

AIR-G’「GTR」スクスト出演模様がHPに掲載

6月13日(月)20時30分~生放送されたAIR-G’「GTR」スクストに、食と健康学類の阿部 茂教授(食品企画開発論研究室)と同研究室4年生の桂綾香さんが出演しました。

生放送中の様子が、番組HPに掲載されました。

☆AIR-G’GTRスクスト「DOする」→http://dosity.jp/air-g_gtr/20160613/

食品企画開発論研究室では、食品開発で課題を抱えている企業や地域を支援する研究を目指しています。

2つの研究テーマがあり、一つは未利用資源などを活用した「問題解決型」の研究。もう一つは、企業が開発した機械を使った「市場創造型」の研究です。

同研究室4年生の桂綾香さんは、上川管内和寒町との共同で、ペポカボチャの繊維質を用いた野菜シートの開発に取り組んでいます。ペポカボチャの種はクッキーなどに使われますが、実は水気が多く食味が良くないので廃棄されていました。


「問題解決型」の研究

「問題解決型」の研究



このペポカボチャの繊維質に着目し、ライスペーパーのような製品に加工して活用できないかと試作を行っています。開発が成功すれば、廃棄のコストを減らすこともでき、付加価値を生むこともできます。

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「市場創造型」



100℃以上の水蒸気で加熱処理を行うことにより、食品のエキスの損失低減や色調改善、表面殺菌などの効果が期待できる“バッチ式加熱水蒸気機器”を製パンの技術に活用できないかと実験を行っています。おいしくて栄養価の高い、新しいパンの開発が期待されます。

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桂綾香さん



「野菜シートの研究は、先輩から後輩へ引き継ぎ、長い月日が掛かっています。

現地に足を運び、種を植えから行い、微生物の衛生チェックを行うなど、自分にとって良い経験になっています。この研究を通じて、和寒町に少しでも貢献したいと思っています。

将来的には、野菜嫌いのこどもや、おにぎりの海苔が嫌いな人などにも利用してほしいと考えています。色が鮮やかなので外国人にも好んで使ってもらえるのではないかと思っています」。

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ゼミの様子


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