NEWS NO.65(2015年度)
北海道夏季大学3回生同窓会が50年ぶりに本学で開催
北海道夏季大学3回生同窓会「北の会」が7月7日、本学で50年ぶりに行われました。
夏季大学は1963(昭和38)年に、当時北海タイムス社の社長も務めていた本学園の創立者黒澤酉蔵の発案で開校されました。酉蔵は学長に、開校に協力した評論家の大宅壮一氏が名誉学長に就き、当時の町村金五北海道知事や郷土史家の更科源蔵氏など講師を務めました。(詳しくはこちら⇒http://www.rakuno.ac.jp/article-18177.html)
全国32大学から学長推薦で集められた3回生55名は、1965(昭和40)年7月29日から8月4日までの一週間、酪農学園大学創世寮で宿泊をしながら共に学びました。
今回参加した3回生は、本学OBで元本学教授の横山明光さんを含む13名(東大、東京教育大、日大、立教大、京大、藤女子大、阪大、日本女子大、多摩美大、北大、酪農学園大)で、元北海タイムス社事務局員と3回生の家族も参加して16名が本学を訪れました。
当時大阪大学の学生だった野邑公美子さんは、「引っ込みじあんな学生でしたが掲示版の募集をみて参加しました。時代を考えるとよく一人で北海道に行ったと思います。野幌の地平線が見られたことは良き思い出。今、健土健民という言葉をかみしめています」と話しました。また、当時北海道大学水産学部の学生だった山岸義三郎さん(冷凍食品協会会長)は、「若いときに有名人に会って話をしたことは大きい。偉大な恩師との出会いが今につながっている」と振り返りました。
一行は、黒澤記念講堂2階の資料室を訪れ、本学の建学の精神「健土健民」「三愛主義」にふれました。校舎の模型をみんなで囲み当時に思いをはせました。
![]() ![]() |
麻田信二理事長のあいさつ後、仙北富志和学園長との懇談会が開かれた。 |
![]() | ![]() | ![]() |
元北海タイムス社社員 | 夏季大学が縁に | おのおの当時の思いを語る |
![]() | ![]() | ![]() |
学食にて学生気分を味わう | 野外礼拝堂にて | 酪農讃歌を紹介 |
![]() | ![]() | ![]() |
酉蔵像の前で | 黒澤記念講堂にて | 講堂2階資料室 |