2014年度獣医の卵達による鳥の公開勉強会(ご案内)
学部生主体による動物の公開授業「獣医の卵達による勉強会」を行っています。扱う動物は、愛護法対象の爬虫類・鳥類・哺乳類です。まず、6月9日から鳥類の勉強会を行います。この授業は鳥類について医学、獣医学および保全生態学の学際「保全医学」の側面から話題提供をするものです。話しの後には、本学附属動物病院野生動物医学センターWild Animal Medical Center (以下、WAMC)で剖検され、その後仮剥製にされた多数の標本の観察もあります。希望者にはWAMCで入院中の野鳥を観察していただくことも検討します。このような学生と市民との交流を通し、身近に保全医学施設WAMCがあることを実感して下されば幸いです。
記
◎期間: 2014年6月9日~7月28日、毎週月曜日、全7回(7月21日は休み)
◎時刻: 講義は午前9時から約1時間、その前後標本観察約1時間
◎場所: 本学研修館(図2、鳥類標本が保存される学内唯一の施設)
◎テキスト: 当方で準備をします(60部限定。無くなりましたらご容赦下さい)
◎受講対象者: 鳥に興味ある一般市民、学部生(動物園水族館、自然史系博物館、愛玩鳥専門の動物病院、 野生動物保護施設などで卒論研究・就職希者。大学名、学部不問)。鳥類学は獣医・看護課程でも無し。
◎授業担当者: 浅川がゼミ指導する学部生。寛大な気持ちでお聴き下さると幸いです。
◎プログラム:
第1回(6月 9日)授業の説明と総論
第2回(6月16日)各論・森林に関連した野鳥(特にスズメ目)
第3回(6月23日)各論・森林に関連した野鳥(スズメ目を除く)
第4回(6月30日)各論・河川・湖沼に関連した野鳥
第5回(7月 7日)各論・海洋に関連した野鳥
第6回(7月14日)各論・海外、動物園・水族館の鳥類
第7回(7月28日)各論・鳥類で見られる病気とまとめ
変更が生じた場合の対処ほか: 時刻変更などが生じた場合、本学第2校舎(図2)獣 医学群掲示板、学園HP等で掲示および授業の中で口頭説明・資料配布などで対処します。
◎謝辞: 野鳥の発見・持ち込みは市民の皆様の善意によることが大部分です。よって、この授業はそのお返 しとして(社会還元)公開としています。この機会に学生と市民の交流の場としてもご活用下さい。また、 その運営では私立大学戦略的研究拠点形成支援事業の支援も受けています。さらに、研修館使用にあたり酪 農学園大学および学園広報課各位のご許可・ご協力を頂きました。ここに記し、感謝致します。
◎研修館で開催の他勉強会予告: 爬虫類編(11月10日) 哺乳類編(12月上旬土日 予定)
◎連絡先:浅川満彦 酪農学園大学 獣医学群 獣医学類 感染・病理学分野(獣医寄生虫病学ユニット)教授
獣医師・野生動物医学修士・博士(獣医学)・日本野生動物医学会認定専門医
〒069-8501 北海道江別市文京台緑町582番地
TEL 011-388-4758(獣医寄生虫病学研究室:ダイレクトイン)
TEL 011-386-1111(野生動物医学センターWAMC内線4090から4092)
FAX 011-387-5890(獣医学部事務室)
askam@rakuno.ac.jpメール最適!
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獣医師の卵たちによる鳥の公開勉強会(ご案内)
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