Quantcast
Channel: 全件 | 酪農学園大学 | 農食環境学群・獣医学群
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4819

新入生オリエンテーションを実施

$
0
0

NEWS NO.5(2014年度)

新入生オリエンテーションを実施

 

 新入生オリエンテーションが、4月8日から12日まで実施されました。

 10日と11日の午前には『自己の探求プログラム』が行われ、11日の午後からは、学類ごとに企画した学外オリエンテーションに向かいました。循環農学類は円山動物園を訪れ、食と健康学類は食事会を行いました。環境共生学類は洞爺湖万世閣、獣医学類は定山渓山渓苑、獣医保健看護学類は南幌温泉にて、1泊2日の合宿オリエンテーションを行いました。


 自己の探求プログラムでは、「自己理解を深めて自信を持とう!」をテーマに、学類ごと20会場に分かれてプログラムを受講しました。6~7人のグループに分かれてディスカッションや発表を行い、自分を理解することを深め、相手が自分を理解する手助けをし、チームビルディングを学びました。

P1020767P1020631P1020843

 具体的には、「月で遭難したら何を持っていく?」というテーマでは、宇宙食、パラシュート、救急箱など15の品目にまず個人で順位をつけ、グループ内で発表してディスカッションをし、グループとしての意見をまとめました。 最後はNASAの模範解答と照らし合わせて、どれだけ良い話し合いができたかを総括しました。また、「バスは待ってくれない」というテーマでは、チーム内のコミュニケーションが求められる問題解決実習に取り組みました。グループの全員が力を合わせて情報を共有し、隣町の歯医者に行きたい花子さんのために歯科医院の地図を作りました。

 慣れない体験に学生たちは最初は戸惑いながらも、循環農学類の女子学生は「最初は緊張しましたが、面白いボケをする人がいたりして緊張がほぐれました」と、すぐに馴染んで活発な議論を交わしました。また獣医学類の男子学生は「いろんな所から入学して来た見ず知らずの人たちが集まって、価値観を共有できるのが新鮮な体験です」と受講の感想を述べました。

 運営を担当する本学共通教育開発室長の大和田秀一准教授(循環農学類)は、「このプログラムには2つの狙いがあります。一つは、さまざまな人たちがいることを知り、その多様性を受け入れる姿勢を学ぶこと。もう一つは、チームワークの中でお互いに助け合い、自分が人の役に立つと感じ、自信を深めることです」と、プログラムの意義について話しました。また、各教室でプログラムを先導する外部講師のファシリテーターは、新入生を「真面目で一生懸命な印象です。男子学生は元気で積極的、女子学生は真面目な学生が多く、今年の新入生は男子が引っ張る傾向です」と話しました。

IMG_7293 P4120121 IMG_7286

【循環農学類の報告】

 循環農学類のオリエンテーションは教員と新入生、新入生同士の親睦を深めることを目的に行われました。

 本学C4号館で行われた1日目は、小宮道士学類長のあいさつ、教学説明の後、翌日見学する札幌市円山動物園の箕岡健輔氏が「新しい動物園の役割」と題して講義をしました。箕岡氏は、環境教育や種の保全、市民の憩いの場など動物園の多面的な役割を紹介しました。

 続いて行われた「基礎演習クラス対抗 コース紹介クイズ」では、各コースのコーディネーターの先生がそれぞれの専門分野からクイズを出題。「牛の泌乳曲線はどれ?」などの難題が会場を盛り上げました。全体のオリエンテーション後に「コース、学外農場実習に関する質問・相談コーナー」が設置され、熱心に質問する学生の姿が見られました。

 2日目は、円山動物園での学外実習を行いました。新入生はアドバイザー教員とともにゼミごと分かれて園内を見学しました。動物に関心のある学生が多かったこともあり、感想を語り合いながら、興味深く見学する学生の姿がたくさん見られました。新入生同士、親睦を深める良いきっかけとなりました。

P4110099 IMG_1402 IMG_1377
P4120128 P4120135 P4120140
【獣医学類の報告】

 4月11日-12日に獣医学類新入生合宿オリエンテーションを実施しました。

 獣医学類は「獣医師の職域と大学での学び」として、獣医師の職域についての紹介。6年間で学ぶカリキュラムについての説明、そして獣医師国家試験についてそれぞれ担当教員より話をしました。また、「在学生からのメッセージ」として、ユニットに所属している学生2名より、自分がこれまで大学でどんな生活を送ってきたのか、そして現在どのような活動を行っているのかを紹介しました。さらに、「アドバイザーと語ろう」では、新入生は自分のアドバイザーの先生と初対面し、短い時間ですが面談を行いました。

 学内での企画終了後、バスで定山渓温泉へと向かいました。夕食後に「獣医学の専門分野・国際交流を知ろう」という企画を行いました。これは参加教員が基礎・応用・国際交流・生産動物医療・伴侶動物医療の5つに分かれて待機し、学生はそれぞれ自分の興味のある分野に向かい、自由に質問するという企画で、時間を区切って他の分野にも参加できるようにしました。予定していた時間が過ぎてもかなりの学生が残って積極的に先生に質問して話を聞いていました。その後は自由に学生同士で交流し、親睦を深めました。

DSC_0597 DSC_0600 DSC_0598
【環境共生学類の報告】

 環境共生学類では、2009年に本学と地域総合交流協定を締結し、同学類が環境や野生動物の調査、研究のフィールドとして活用している洞爺湖町において、4月11日-12日に合宿形式で実施されました。

 1日目は、本学・洞爺湖町地域総合交流協定施設「成香教育研究センター」でオリエンテーションが行われ、山舗直子学類長のほか、地元の真屋敏春・洞爺湖町長、星博明・成香自治会長、室田欣弘・UWクリーンレイク洞爺湖代表からあいさつをいただいた後、それぞれの教員から自己紹介しました。その後、宿泊先の洞爺湖万世閣レイクサイドパレスに移動し、夕食後に新入生と教員、学生スタッフ全員で記念撮影し、夜は新入生が関心を持った専門分野の先生の部屋を訪ね歩き、先生との交流を深めました。

 2日目は、洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドパレスを会場に、学類紹介、取得できる資格の紹介、卒業生の講話の後、2グループに別れてワークショップ(ブレーンストーミング)と野外ミニ実習が途中入れ替えで行われ、ミニ実習では、上級生や大学院生が屋内外にブースを構えて、森林資源の調査、水質調査、ウチダザリガニの調査、GISを使った野生動物調査、模擬銃の構え方などの実演を行い、新入生は各ブースを回って興味深そうに説明を聞き、体験を楽しみました。

 参加した新入生は、「友達ができたし、いろいろなことが学べて楽しかった」と話しました。

P4116517 P4126640 P4116565
P4126605 P4126616 P4126656
【獣医保健看護学類の報告】

 4月11日~12日獣医保健看護学類の新入生オリエンテーション合宿を行いました。

 新入生を迎えるに当たり、2-4年生が歓迎の気持ちを込めて、学類企画に積極的に参加しました。

 D1号館の教室には、全学年が集まって学類紹介やユニット紹介、教員紹介を行いました。その後、獣医看護の新たな出発の記念として「イヌ」を形どった人文字で全体で写真を撮って、宿泊先へ向かいました。

 南幌温泉では、夕食後2-4年生が主体となってイベントを行いました。新入生自己紹介や伝言ゲーム、酪農大にまつわるクイズ大会、ビンゴゲームを行いました。イベント後は温泉でゆったりと露天風呂を楽しみながら、裸の付き合いで交流を深めました。

 2日目はウトナイ湖へ向かいました。湖畔散策のほか、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターでは本学卒業生の山田氏と鳥海氏によるレクチャーを受け、その後傷病施設を見学しました。

 山田氏は、人と野生鳥獣の関わり方について説明され、聴講した新入生からは「保護の在り方について、とても心に響く話だった」と感想を述べました。

 北澤多喜雄学類長は、「イベントや学生生活紹介など先輩方がいろいろと時間をかけてくれたことは、新入生のこれからの大学生活を十分に後押しとなってくれることでしょう」と話しました。

DSC_0765 DSC_0789 IMG_7349-2 (1024x656)
DSC_0821 DSC_0912 DSC_0951

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4819

Trending Articles