NEWS NO.144(2017年度)
酪農学園大学産 ライ小麦クッキー 販売開始
本学産の「ライ小麦」を原料にしたクッキーが、江別市野幌町にある「菓子工房 笑くぼ」にて、3月14日から発売開始になりました。
ライ小麦は、本学の作物生産ステーションの圃場において、循環農学類・作物学研究室(義平 大樹教授)が栽培(9月中~7月下旬)、収穫(7月下旬)、脱穀(8月中下旬)、塩水選(8月下~9月上旬)したものです。その後、地元の江別製粉(株)に依頼して製粉したものを無償で福祉事業所である笑くぼに提供し、微力ながら障がい者就労の促進とそれを通じた地域の活性化を目指したプロジェクトです。クッキーのレシピは、循環農学類・食物利用学研究室(宮崎 早花助教)で試作し開発しました。また、パッケージデザインは、同研究室3年の櫻庭尚人さん(集合写真2列目右から6人目)が考案しました。
ライ小麦は、小麦とライ麦の属間雑種で、小麦の子実多収性とライ麦の環境ストレス耐性を備えた新種の麦類です。
世界的には、欧州、北米、中南米、オーストラリア、中国で作付されていますが、日本ではまだ普及していない稀少な作物です。
ライ麦にも小麦にもない独特な風味を持っています。
【お問い合わせ】
NPO法人地域で楽しく暮らすネットワーク 住所:江別市野幌町57-12 八丁目プラザのっぽ 1F 営業時間:10:00~16:00(定休日:日・祝日)TEL:011-375-6336 |