NEWS NO.112(2017年度)
「世界展開力強化事業」タイ・カセサート大学学生の研修が修了
酪農学園大学、北海道大学、東京大学の3大学とタイのカセサート大学との連携で単位互換を伴う獣医学部学生の交換留学プログラムは今年が事業の最終年度となり、研修生15名の修了証授与式が12月8日(金)、北海道大学にて行われました。
また、前日の7日(木)には本学動物医療センターで後半グループの閉講式を独自で行いました。
冒頭にカセサート大学獣医学部のポーンティパ・レクチャロエンスク教授が、「本学の獣医学部の学生が、このように歴史を重ねた大学で学ぶ機会を得る事が出来、大変喜ばしく思っています。優れた教授陣の指導の下で、学生たちが与えられた研修課目を楽しんでいる様子を知り安心しました。このような研修受け入れの対応をいただき、感謝しています」と述べました。その後、獣医学類・大塚浩通准教授から研修生に向けて修了証が手渡され、本学での課程を無事終えた事を共に喜び合いました。
この後、指導を行った担当教員から、励ましと今後へのアドバイスが語られ、最後に本学エクステンションセンターの江口事務次長が「本学で学んだタイの学生たちが多くの知識と技術を学んでくれた事を願っています。学生たちは、実習や病院ローテーション研修、学外活動を通して日本人学生にも沢山の刺激を与えてくれました。アジアに貢献する将来の獣医師がこのプログラムを通じて更に飛躍してくれる事を信じています。」と結び、皆で別れを惜しみました。