エクステンションセンター生涯学習課主催の「ガーデニング講座III」が、7月16日(日)、本学フィールド教育研究センター実習棟を中心に開催され、受講者は36名でした。


講師の長谷川豊先生は、「整枝剪定が作物に与える影響、生育と追肥の関係」をテーマに講義と実習を行いました。
初めに行った実習では、トマトやきゅうり、かぼちゃなど、作物ごとに整枝、剪定のタイミングやポイントをわかりやすく実演され、整枝、剪定を正しく行うことで収穫期間を延ばすことが可能となり、収穫量が増えることを解説されました。また、追肥のタイミングや肥料を播く場所についても説明され、受講者達は真剣にメモを取っていました。
その後の講義では、実習のおさらいとして整枝、剪定の図解の他、連作障害が発生するメカニズムや有機肥料の有用性など、作物を育てる際の基礎から応用までを丁寧に解説されました。
受講者からは、野菜に限らず果樹や庭木の剪定方法についても質問が飛び交うなど、盛りだくさんの講義となりました。
最後に、長谷川先生から有機液肥の配布と使用方法の解説がなされ、講座は終了しました。
今回のガーデニング講座IIIをもって、今年度のガーデニング講座は終了となりましたが、来年2月24日(土)には、家庭菜園講座が開催されます。多くのご参加をお待ちしております。

