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Channel: 全件 | 酪農学園大学 | 農食環境学群・獣医学群
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海外農業研修サポートプログラムに参加して


学生へ学長メッセージ5(新型コロナウイルス感染拡大について)【2020年4月15日】

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酪農学園大学学生のあなたへ

 大学では、4月7日の政府の緊急事態宣言、12日の北海道・札幌市緊急共同宣言を受け、9日および13日に危機対策本部会議を行い、現時点における授業開始に係る対応を決定しました。その内容は13日に連絡しています。
 授業は、すべての学年で5月14日(木)開始とします。初めの2週間は新型コロナウイルスの感染防止に配慮し、主に遠隔授業で行います。本来とは違う形態ですが、ご協力よろしくお願いします。
さて、私たち教職員はこの難局にあたり、はじめての状況に果敢に立ち向かう姿、感染防止を率先して行う姿などを、積極的に皆さんに示していこうと思っています。それは、講義・演習・実験や実習だけが教育ではなく、生きる姿勢を示すことも教育だと考えているからです。
 本学の掲げる実学教育とは、単に実用的であるということではなく、実際の経験を積むことでどんな変化にも対応できる力をつけ、本質を見極めながら未来を切り拓いていける人材を育てることです。このようなときこそ建学の精神である「三愛主義」の下、知行合一の実学教育を実践していこうと思います。
 また、皆さん一人一人が心身の健康を保って学べるよう、最大限に気を配っていきたいと思っています。お互いの健康に留意しつつ、一緒にひとつひとつ山を越えていきましょう。

 

2020年4月15日
酪 農 学 園 大 学
学長 竹花 一成

【北海道新聞】コロナ感染予防へ 学生向け啓発資料 酪農大 蒔田教授が作成

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本学 獣医学類蒔田浩平教授が学生向けに新型コロナウイルス感染予防の啓発資料を作成した記事が北海道新聞に掲載されました。


【参考】酪農学園大学学術研究コレクション「CLOVER」
 新型コロナウイルス感染症啓発リーフレット
 https://rakuno.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=6341

【北海道新聞】日本軽種馬協会で初の女性教官 吉井ちひろさん 馬と関わる楽しさ伝える

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本学 循環農学類卒で馬術部OGの吉井ちひろさんの記事が北海道新聞に掲載されました。

本学獣医学類蒔田教授がNHK宮崎放送局「口蹄疫から10年」企画で取材協力

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NEWS NO.2(2020年度)

本学獣医学類蒔田教授がNHK宮崎放送局「口蹄疫から10年」企画で取材協力

 
 宮崎県で29万7,808頭の牛や豚が犠牲になった口蹄疫の発生から、本日でちょうど10年になります。
 NHK宮崎放送局では、イブニング宮崎の中で「29万頭からのメッセージ~口蹄疫から10年~」というシリーズを企画し、2020年1月20日から当時の課題を検証し、教訓から学ぶ取り組みを行っています。
 発生当時、精神科医と協力し、被災農家と防疫従事者のメンタルヘルスについて解析し、対応に携わった本学獣医疫学ユニットの蒔田教授が2月28日「獣医師たちの知られざる その後」で取材協力を行いました。
 放送は、以下のURLから視聴できます。この放送を通じて、今後の家畜防疫について、また新型コロナウイルス感染症制圧に向けて考える機会になれば幸いです。

 NHK宮崎放送局「29万頭からのメッセージ~口蹄疫から10年~」
 →https://www.nhk.or.jp/miyazaki/program/kouteieki/

【4月21日更新】2020酪農学園大学単独入試説明会を開催いたします!

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みなさんこんにちは!

酪農学園大学が主催する単独入試説明会のご案内をいたします。
今年度は東北地区(仙台会場)、首都圏(渋谷会場)、近畿地区(大阪会場)で開催いたします 。

※新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、今後も日程が変更となる場合があります。
   最新情報は随時こちらのホームページにてご案内いたします。
【開催中止 会場一覧】
・5月  9日首都圏単独説明会(渋谷会場)     ・5月10日北関東地区単独説明会(大宮会場)
・5月24日中部地区単独説明会(名古屋会場)・6月13日九州地区単独説明会(福岡会場)

単独入試説明会では
入試広報センター職員が「大学概要」や「入試説明」、「個別入試相談」を行います。
本学まではなかなか来られないという方もこの機会に疑問や不安を解決しませんか? 
学びや入試の相談だけではなく学生生活、北海道での暮らしについてのご相談も大歓迎です!

また会場には本学の教員も参加し「模擬講義」を行います! 
志望している学類の教員と直接お話しできるチャンスです!

今年度開催の会場一覧の確認、お申し込みは下記よりお願いします。

<お申し込みについて>
※座席に限りがありますので、お早めにお申し込みください。
※1組2名様までとさせて頂きます。
※締め切りは、各開催日前の金曜日15:00まで

2020年度 前学期授業料等の納付期限および授業料等延納願の提出期限延長について

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学生の皆様
保護者の皆様

酪 農 学 園 大 学
学長 竹花 一成

 

 新型コロナウイルス感染拡大による影響を踏まえ、前学期授業料等の納付期限および授業料等延納願の提出期限を下記のとおり延長いたします。
 既にお送りしている振込依頼書には、変更前の納付期限(4月30日)が記載されておりますが、変更後もそのままご利用いただけます。あらためて大学より振込依頼書を送付いたしませんのでご注意ください。
 授業料等の延納を希望される場合は、学内ポータルサイトUNIPAにログインの上、授業料等延納願の様式をダウンロードし、学務部学務課へ郵送で提出してください。
 なお、既に延納願を提出された方も、納付期限は8月31日まで延長となりますので、あらためて延納願を提出いただく必要はありません。

 

<変更後>

前学期授業料等納付期限 授業料等延納願提出期限 授業料等延納願を
提出した場合の納付期限
5月29日(金) 5月29日(金)
※郵送で受付けます。
8月31日(月)

 

 

【照会先】
 延納願の提出:
  酪農学園大学 学務部 学務課
  〒069-8501北海道江別市文京台緑町582番地
  電話番号:011-388-4128

 その他授業料納付に関すること:
  学校法人酪農学園 学園事務局 財務課
  電話番号:011-388-4114

以上

フィンドレー大学ベケット奨学金報告書:3月


酪農PLUS+に研究紹介『牛の起立様式からみた牛房での有孔マットの応用例』をアップしました

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はじめに

九州(壱岐)から北海道(江別)へ転職・転勤した2018年3月末、引っ越し後に誰もが行くホームセンターの店先で有孔ラバーマット(以下有孔マット)を見た時にハッとしたことを覚えています。私は過去に起立異常牛の診療をする度に、この牛に必要なのは「基礎疾患の治療」と「牛への安楽性:特に起立するために必要な牛床のグリップ力」だと思いながら、なかなか簡便な解決法を見いだせずにいました。今回ここで述べるのは、当初の2症例についてですが、その後も好結果を得た症例は増えており、分娩・治療に使われる牛房に有孔マットを敷くことで、比較的簡単にグリップ力を確保できることが実証されているところです。さらに今回の研究は「牛の起立動作の再検討」をさせてくれたことで、応用力のあるものになったように思います。

解説には要所に動画を差し込んであります。二次元コードでスマートフォン、URLでパソコンでも閲覧できるので参考にしてくださると、より理解が増すことでしょう。

早速ですが、まずは牛の起立動作を、牛床の違いで見てみましょう。

起立動作の観察

牛の起立動作を観察すると、砂のディープベッドでも(①、②)、マットレスでも(③、④)、寝ている時に上にした肢の蹄尖ていせんを、床に突き立てます。牛床にクッション性が求められる理由の一つです。もしひづめが伸び過ぎていると上手く突き立てられません。他方、もしも牛床が漏乳や糞尿で汚れていると、⑤のように滑ります。滑った跡を見ると、地面を蹴り押す力が加わっていることが分かります。改めて牛の起立動作には、牛床のクッション性とグリップ力が重要です。

一方で、牛房に入ってくる牛の多くは、ただでさえ足元がおぼつかない状態です。しかしながら、多くの牛房では、安楽性よりも掃除しやすい衛生面を優先させたフロア構造(比較的滑らか仕上げ)になっているようです。もちろん牛房に衛生管理は大切ですから、さらに寝心地が良く、しかも立ち上がりやすい床を牛に提供したいと考え、有孔マットを設置してみました。

有孔マット

有孔マットの輸入物はすでに搾乳パーラーで、作業者の足腰を護る意味で使われています(⑥)が、より安価で、弾力の豊富な物が、北海道の冬季玄関マットとして一般販売され始めています(⑦、⑧)。今回は本来の表裏を逆にして使用しました。その方が水はけも良く、ごつごつしていないことが理由です(⑨、⑩)。

衝撃試験(衝撃吸収能力試験)

本学循環農学類の家畜管理・行動学研究室は、過去に各種牛床マットの衝撃吸収能力『衝撃力(N)= 重量(4.75 ㎏)× 加速度』を評価しています(図1)。今回の有孔マットは、その時最も衝撃力が少なかったウレタンマットよりも良好な数値(1503.5N)を示しました。

症例1:蹄病

『右後肢 外側蹄 蹄底潰瘍』加療第9病日、跛行はこう重度であり泌乳群から牛房に移動されました。通例では1cm厚さの硬いゴムマット上に、20cm厚さの麦稈を敷いて管理されますが、経験上それだけでは、足の不自由な牛には寝起きが少し辛いと思いました。今回は、牛房での初日に有孔マットを3枚(牛房半面)敷いて管理(看護)してみたところ、観察時、有孔マットには上半身しか乗っておらず(図2)、両後肢は有孔マット外(患肢側は下)にして寝ていました。学生がモクシを掛けるとやおら起立し始めました(⑪)。左後肢端を地面に突き立てるタイミングで腰が左に大きく揺らぎ(⑫)、左後肢端が後方に滑りました(⑬)。その後持ち直して起立状態が完成しましたが、立つために左後肢を身体に引き付けてから、起立が完成するまでの“起立動作所要時間”は9.32秒かかりました。そこで、立ち上がった牛を脇へ寄せ、有孔マットをあと3枚、計6枚:3㎡(牛房のほぼ全面)設置しました(図3)。

翌第10病日に、前日と同じく患肢を下に伏臥ふくがしており、起立を促すと、前日とは打って変わってスムーズに起立しました。起立動作所要時間は5.45秒に短縮されました。有孔マットによってグリップ力が増したことがうかがえました(⑭~⑯)。本牛は7日後、群に戻りました。

症例2:乳熱(過肥牛)

症例2は前産次に乳熱を既往しており、今産は過肥気味でした。農場側の判断で、症例1で使用した牛房に、有孔マットを全面設置した後に入室させました(過去の経験から、この様な牛はなかなかすぐには退院できないからでしょう)。初診時起立不能状態であり、Caを補正(点滴)した後、立ち上がろうとしました。若干の補助は行いましたが、後肢の踏ん張りが利かない時に特有の、足運びがバタバタしたり、両足が開脚したりせずに起立しました(⑰~⑲)。有孔マットによって後肢のグリップ力が増したことがうかがえました。本牛は3日後に群に戻り、農場管理者から「有孔マットの効果を実感した。」と高評価を得ました。合わせて、「敷料は保温と除糞のために必要だが、減らせる可能性はある」との意見を得た事も収穫でした。

事例紹介:有孔マットを削蹄枠場前に設置した

削蹄業務は蹄を削るだけではありません。むしろ、削蹄師は牛の扱いの方に気を使っているものです。牛の行動学、経験などから設備と方法のシステムを駆使してスムーズに牛を出し入れするのも削蹄技術なのです。ほとんどの牛はコントロール可能ですが、中には難しい牛がいるのも事実です。

今回は、削蹄枠場から退出する時に慌てて滑りかける牛がいることに着眼し、「枠場出口の有孔マットは、最初の1歩目を滑らせないことができるか」観察してみました(⑳)。

22頭観察したところ、5頭で、最初に着地した4肢の内の、少なくとも1歩で、有孔マットが明らかに歪み、瞬間的に大きな力を吸収したことがうかがえたものを動画で紹介しました(㉑~㉕)。

考察:牛の起立動作および地面のグリップ力

今や世界中から知識や経験が、学会、勉強会、文書や動画、またそれらのインターネット配信などを通して数多くもたらされています。最早新しい知識などないのかと思いきや、いやいやまだまだであり、しかもそれは「灯台下暗し」の例えのごとく、身近なところで見つかる可能性もあります。今回のテーマは、瓢箪ひょうたんから駒、私にとって目からうろこのものでした。

足元が不安定で、疼痛とうつうを感じれば牛は寝たまま起きないし、逆にずっと寝ないこともあります。起立して十分な食餌や水摂取が行われ、ストレスのない環境でゆったりと横臥おうが反芻はんすうすることで産後や疾病からの回復も早まるというものです。逆に、軽度の低Ca血症や神経麻痺まひのはずが、ずるずると慢性化して褥瘡じょくそうや関節周囲炎を続発したり、1発の大きな滑走によって脱臼や筋断裂、または予期せぬ乳頭損傷を誘発して予後が一変したりすることもあるのです。推測の域を出ませんが、そもそもグリップ力のある地盤があれば廃用にならなくて済んだ牛は少なくないのではないでしょうか。または、もともと慢性経過をたどる症例で、もしも寝返りを頻繁に打たせなくて良いなら、もう少し看護可能な牛も居るのではないでしょうか。

有孔マットは設置が簡単なので、牛が換わるたびに清掃することが可能です。分娩牛はさっさと群に戻り、治療牛は早く治れば牛房利用回転が良くなります。起立が不自由な牛には特別な看護(労力と時間)が必要です。起立行動が改善することは、すなわち牛の居住環境および治療環境の改善、ひいては多くの健康牛をより健康に飼うことにつながると期待できるのです。

他方、削蹄現場でも“牛の滑走・不慮の事故”には気を遣います。騒いで飛び出たその1頭がけがをしないかどうかも問題ですが、1頭が慌てた後の連鎖反応も恐ろしいものです。そうさせないように準備段階から撤収が終わるまで、作業を終始慎重に行うのが削蹄者の技量なのです。今回は、共同研究を行っている削蹄グループの内、1台の削蹄枠場出口に1枚だけ有孔マットを設置して牛の様子を観察してみましたが、いくつかの牛は尻餅(汚れ・筋肉損傷)を予防できたと思われました。今後も症例数を増やしたり、様々な現場(例えば家畜運搬車など)で試してもらったりしてみたいものです。そもそも有孔マットがベストな物でもないはずなので、これをきっかけにより良い管理技術につながることを望みます。我々としても、蹄病治療を始め起立異常牛の管理にさらに研究を進める所存です。

 

【感謝】
本研究は多くの共同で成し得たものです。感謝いたします(敬称略)。
佐藤綾乃1 稲森 剛2 小松 真人3 森田 茂3 片山正幸4 加藤 敏英1
1.酪農学園大学 獣医学群 獣医学類 生産動物医療学
2.酪農学園フィールド教育研究センター
3.酪農学園大学 農食環境学群 循環農学類 家畜管理・行動学研究室
4.有限会社カタヤマ

【重要】新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第12報)【2020年4月27日】

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2020年4月27日

学生生徒・教職員各位

危機対策本部長 谷山 弘行

新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第12報)

【大学の対応】
1.前学期授業料等の納付期限および延納願提出期限の延長について
新型コロナウイルス感染拡大による影響を踏まえ、前学期授業料等の納付期限および授業料等延納願の提出期限を下記のとおり延長します。
(1) 前学期授業料等納付期限:4月30日(木) → 5月29日(金)に変更
(2) 授業料等延納願提出期限:4月30日(木) → 5月29日(金)に変更(郵送で受付)
(3) 授業料等延納願を提出した場合の納付期限:6月20日(土) →8月31日(月)に変更
 ※既に送付している振込依頼書には、変更前の納付期限(4月30日)が記載されていますが、変更後もそのまま利用できます。改めて大学より振込依頼書は送付しません。
 ※授業料等の延納を希望される場合は、UNIPAにログインの上、授業料等延納願の様式をダウンロードし、学務部学務課へ郵送で提出してください。
 ※既に延納願を提出された方も、納付期限は8月31日(月)まで延長となりますので、改めて延納願を提出する必要はありません。
 ※照会先:延納願の提出:学務課011-388-4128、その他授業料納付:財務課011-388-4114

2.学生・大学院生の移動対応について
新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の対象地域が全国に拡大した中、北海道は「特定警戒都道府県」に指定され、緊急事態措置がとられたことから、本学の学生・大学院生の移動については以下の通りとします。
(1) 在住地からの移動の禁止
① 4月17日から「緊急事態宣言」が解除される5月6日(予定)までは、在住地から他の地域(道内各地や他都府県)への移動は禁止とします。在住地においては、不要不急の外出は避け、特に夜の繁華街への外出は厳禁とします。
②「緊急事態宣言」が解除された5月7日以降は移動可としますが、引き続き在住地での指示に基づき、行動してください。
(2) 寮生の対応
帰省中の学生は、「緊急事態宣言」が解除された5月7日以降に帰寮してください。ただし、5月7日以降2週間は直接入寮することができませんので、次のいずれかにより対応してください。また、帰寮する際は、寮に事前連絡をしてください。
①「緊急事態宣言」が解除された5月7日以降に江別市に戻り、寮以外(近郊のホテル、近親者宅等)で2週間待機し、健康状態に問題がなければ帰寮してください。
②「緊急事態宣言」が解除された5月7日以降も引き続き帰省先(道内・道外に限らず)で2週間待機し、健康状態に問題がなければ5月21日以降に帰寮してください。

3.大学への入構について
(1) 学生(寮生除く)は、原則5月13日まで入構自粛としていますが、次の対応とします。
① 江別市に在住する学生は、やむを得ず入構が必要な場合に限り、大学へ入構可とします。
② 現在、江別市以外の道内市町村に在住する学生は、「緊急事態宣言」解除後の5月7日以降やむを得ず入構が必要な場合に限り、大学へ入構可とします。
③ 現在、他の都府県に滞在している学生は、緊急事態宣言解除後、道内在住地に戻り、2週間待機した後、大学へ入構可とします。
(2) PCを所持していない江別市在住の学生に限り、履修登録のため、4月24日(金)~30日(木)、5月12日(火) 、8:30~17:00までPC教室の利用を可とします(ただし平日のみ)。
 ※4/29(水)と5/11(月)は利用不可。
(3) 学内で動物飼育等を担当する学生の入構については、上記①と同様とします。

4.図書館の閉館時間変更について
図書館の閉館時間について、4月16日(木)~5月13日(水)の期間は、20:00から17:00へ変更します。

5.在住地からの移動禁止期間中の対応について
キャリアセンターでは、5月13日(水)まで、対面相談を休止し、電話・メール・Webでの相談対応とします。
・就職・進路相談・問合せは、電話・メール対応となります
・書類添削は、メール対応となります
・面接練習は、Web対応となります。事前に電話・メールでお問い合わせください。
・キャリアセンターで会社面接を行いたい場合は、自宅でのWeb面接が困難な場合のみとします。
・各種証明書は、電話・メールでお問い合わせください。
(郵送を希望される場合、https://www.rakuno.ac.jp/life/certificate.html)
照会先:キャリアセンターhttps://career.rakuno.ac.jp) 電話011-388-4135、E-mail rg-career@rakuno.ac.jp

6.市民公開講座及びイベント等の対応について
・8月上旬 ひらめき教室(地域連携課主催) →中止決定
・8月上旬 元気!ミルク大学 →中止決定
・9月27日 動物愛護フェスティバル →中止決定

7.その他
(1) 学内施設の貸出は、今年度中は学外者への貸出を中止します。
(2) PC教室の利用は、PCを所持していない江別市在住の学生に限り、履修登録のため、4月24日(金)~30日(木)、5月12日(火)は、感染防止策を講じたうえ、教室利用を許可します。
(3) 感染予防の啓発のため、感染症専門委員会で啓発ビデオ作成し、UNIPA、eラーニング、HPで配信・公開する予定です。

 

【高校の対応】
1.【(全日制課程)全校生徒の皆さんへ】始業礼拝および入学式、クラブ活動について
本校では生徒の感染リスク、特に寮生の感染リスクを回避することを第一に考え、次のとおり対応いたします。なお、情勢により予定を変更しなければならない可能性があります。
(1) 始業礼拝・入学式について
5月11日(月)
 午前:2・3年生 始業礼拝
 午後:1年生 入学式(保護者出席不可)
 *実施要領等、詳細は後日ご連絡します。
(2) 保護者の入学式等への参加について
入学式等への保護者参加を可能とすべく検討をしましたが、生徒への感染リスクを極力回避するため、次のとおりとします。
・入学式は生徒・教職員のみとし、保護者の方は参加できません。
・校舎内への立入りもできません。(駐車場の用意もできません)
(3) クラブ活動について
活動停止期間を5月6日(水)まで延長します。5月7日以降の活動時間や詳細については、クラブ顧問の指示に従うこと。また、寮生は指定された日に帰寮・入寮すること。

2.SОS!牛乳チャレンジ
一斉休校で牛乳の消費が落ち込むなか、酪農家を応援することを目的に鈴木道知事がSOS牛乳チャレンジ参加を呼びかけました。本校のアグリクリエイト科機農コースには、多くの酪農家子弟がおり、道内外を含めて卒業生たちが地元で酪農家として活躍しています。そういう環境にある「とわの森」からこの運動に参加しようということで動画を製作しました。
YouTube:https://youtu.be/RaY39cKI01A
生産者を応援するために、皆さん家庭で牛乳を飲みましょう!!

 

【学園全体】
1.「疑い者発生時」及び「濃厚接触時」の対応フローについて(添付ファイル)
新型コロナウイルス感染疑いの症状が出た場合は「疑い者発生時の対応フロー」を、濃厚接触者となった場合は「濃厚接触時の対応フロー」を参照のうえ対処してください。

2.道の緊急事態措置について(添付ファイル)
新型コロナウイルスの全国的な感染拡大に伴い、政府から緊急事態宣言が発出され、道では4 月17日(金)に、国の緊急事態宣言に基づき道民に要請する「緊急事態措置」を公表いたしました。その内容を十分に理解し、感染防止に向け履行するようお願いします。
[実施内容]
・感染防止の徹底
・外出自粛の要請
・催物(イベント)の開催自粛の要請
・「北海道ソーシャルディスタンシング」の促進
・スーパーマーケット、公園等における感染拡大防止の要請

3.教職員の勤務体制の変更(在宅勤務)について
緊急事態措置の内容を踏まえ、人との接触機会の低減、3 つの「密」の回避、部署内職員全員が感染するリスクを回避することを目的に、4月23日(木)より在宅勤務を行っております。最低限の事務機能を維持しつつ、出勤人数を抑制するため、問い合わせの対応にお時間を要する場合があります。関係者の皆様にはご不便をおかけしますがご理解をお願いします。

添付ファイル
新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第12報)
疑い者発生時・濃厚接触時の対応フロー
北海道緊急事態措置4月17日(追加含む

以上


2020年4月13日

学生生徒・教職員各位

危機対策本部長 谷山 弘行

新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第11報)

【大学の対応】
1.2020年度授業開始について
(1)新入生の授業開始日の変更
 4月12日(日)、北海道・札幌市緊急共同宣言が出され、それを受けて、4月9日付「新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第10報)」でお知らせした新入生の授業開始日は、在学生と同じ日に変更いたします。

・2020年度授業開始日(新入生、在学生、大学院生全て同一)
 4月16日(木)から5月13日(水)まで、全授業を休講とします。
 5月14日(木)より、すべての前期授業を開始します。
 5月27日(水)まで、学生の体調変化を確認する重要な期間として位置付け、できるだけ「遠隔授業」等の授業方法により実施します。

 ※今後、感染拡大の状況により、上記内容を変更する場合もありますので、その場合は改めてお知らします。

2.2020 年度履修登録期間の変更について
(1) 履修登録期間
(変更後)4 月 24 日(金)~ 4 月 30 日(木)
・授業科目のシラバスについては、遠隔での授業の実施等により、現行の授業計画や実施方法等に変更が生じる場合があります。シラバスを随時確認のうえ、履修登録をしてください。
・オンラインによる遠隔授業を行う科目について、教員が教材を公開した場合は UNIPA での履修登録以降に e ラーニングページで閲覧可能になります。(登録期間中に随時反映)
・UNIPA 以外での履修登録が必要な場合(他学類受講、他クラス受講など)は、別途ご連絡します。
(2) 履修登録内容確認・変更
(変更後)5 月 11 日(月)~12 日(火)
・UNIPA の「学生時間割表」で履修登録の内容を確認してください
・登録内容に修正がある場合は、別途案内する方法で手続きを行ってください。
・感染防止のために履修人数制限(抽選)を行う場合があります。抽選により履修できなくなった科目分については、他科目の追加を受け付けます。
(3) 注意事項
・疑問がある場合、履修登録内容確認・変更期間内に所定の方法で問合せ願います。
・履修ガイドにも記載のとおり、科目によっては講義計画等により履修者を制限する場合があります。
・履修制限単位については、年間 48 単位、半期 26 単位が上限となります。
・今年度の事情に関係なく、基本はシラバスをよく読んで履修科目を決めることになっています。初回授業を受講後に履修科目を選択することは、本学の履修制度上設けておりません。
 ※授業開始日等のスケジュールは、今後変更される可能性があります。変更が生じた場合は、随時UNIPA にてお知らせいたします。

3.学生・教職員の出張対応について
(1) 海外出張:無期限出張禁止 ※ただし、国家レベルの要請があった場合は、学長判断とする。
(2)(国内)教職員の学会、研修会等:5月13日(水)まで自粛
(3)(国内)学生引率を伴う調査、研修等:5月13日(水)まで自粛
(4)(国内)学生の課外活動、合宿:5月27日(水)まで自粛
 ※(2)~(3)、やむを得ない理由で出張しようとする場合、出張伺いに理由書を添付し、所属長(学群長・事務局長)が判断する。

4.諸行事諸事項への対応について
(1) 教育センター関係
学生(寮生は除く)の入構規制 : 5月13日(水)まで自粛
・白樺祭の開催 : 7月4日(土)、5日(日)は中止(今後開催するかは検討中)
・本学で開催する課外活動の大会 : 現時点では無期限中止
・本学の施設貸出 : 協議中
(2) 入試広報センター関係
・4月24日(金)入試アドバイザー会議 : 中止
・4月1日(水)~5月11日(月)入試広報活動 : 5月13日(水)まで自粛
・5月9日(土)・10日(日)、東京・大宮での本学単独入試説明会 : 中止
・オープンキャンパス    
 第1回:(変更前)6月20日(土)→(変更後)6月21日(日)
 第2回:(変更前)7月25(土)、26日(日) →(変更後)7月26日(日)
 第3回:(変更前)8月22日(土)→(変更後)8月22(土)、23日(日)
(3) 社会連携センター関係
・短期研修学生:アメリカ・フィンドレー大学中止
・海外招聘研究者:タイ・タマサート大学延期、カナダ・サスカチュワン大学7月受入予定
・JICA短期研修・長期研修(5月):9月以降に延期予定
・大動物臨床教育セミナー及び市民公開講座は中止、TOEIC-IPテストは実施

5.前学期の大学礼拝中止について
新型コロナウイルス感染防止の観点から、前学期の大学礼拝は中止します。後学期の大学礼拝については前学期の授業期間終了時を目処に改めて実施の可否を決定します。
 https://rakuno-ce.org/archives/1024.html (キリスト教教育HP)

6.附属図書館の感染防止対策について
図書館利用者に対して次の感染防止対策を講じることとし、図書館Webページ、OPACページ・掲示で周知します。
・発熱・咳など風邪症状のある方は入館をご遠慮ください。
・館内では、他の人と1.5メートル以上離れて座るようにしてください。
・館内の会話はご遠慮ください。
・マスクを入手できる方は、できる限りマスクを着用してください。
・こまめな手洗い・アルコール消毒を心がけてください。
・館内の換気のため、一時的に寒くなることがありますがご了承ください。
・グループ学習室は狭い密閉空間となるため、授業を除き利用を停止します。
・学外者の利用停止は継続します。

7.就職活動中の学生について
5月13日(水)までキャンパス入構規制措置が取られていることに伴い、キャリアセンターでは原則、対面での相談を休止し、電話・メール・Webでの相談を行います。しかし、緊急の場合やキャリアセンターが必要と判断した場合は、対面での相談を行うことがあります。
(1) 相談内容と利用方法
・就職・進路相談・問合せ:原則電話・メール対応
・書類添削:原則メール対応
・面接練習:原則Web対応とし、まずは電話・メールで問合わせ
・会議室の利用:まずは電話・メールで問合わせ
・各種申込:まずは電話・メールで問合わせ
(2) 対面相談の際に、皆さんに協力していただきたいこと
・面談を希望する場合は、事前に電話・メール等で相談時間を予約し、入室の際は必ずマスクを着用してください(面談時にマスクの用意ができない場合は、予約時にその旨お伝えください)。
・入室に際しては、センター内に配置している消毒剤を利用するなど予防対策に努めてください。
・体調確認、検温を実施させていただく場合があります。
・一回の相談時間は30分を目安とします。
・キャリアセンター職員は、面談の際にマスクを着用します。
(3) 就職活動中の学生について
キャリアセンターでは、就職活動中の学生に対して一律の自粛要請は行いませんが、やむを得ずweb以外に活動する必要がある場合、緊急事態宣言対象区域(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県)内での活動及び対象区域を経由する場合においては、必ずマスクを着用すること、「密閉・密集・密接」の3密を避けること、うがい・手洗い・咳エチケットなどの感染予防対策の徹底を心がけてください。
(4) 問合せ先
電話:011-388-4135、E-mail:rg-career@rakuno.ac.jp
 https://career.rakuno.ac.jp (キャリアセンターHP)

8.専門部会「感染症専門家委員会」の設置について
学生に対して新型コロナウイルスの感染拡大防止に関する啓発活動(ネット配信等)を行うため、学内に専門家委員会を設置します。
委員:内田郁夫(座長・細菌学)、萩原克郎(ウイルス学)、蒔田浩平(疫学)、髙橋俊彦(家畜衛生学)、今川洋子(看護師) 計5名

9.新型コロナウイルス感染症に関する啓発リーフレットの作成について
本学獣医学類獣医疫学ユニットの協力を得て啓発リーフレットを作成しましたのでご覧ください。
 https://rakuno.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=6341 (学術研究コレクションCLOVERに掲載)

 

【高校の対応】
1.【道外から帰寮・入寮する寮生の皆さんへ】「緊急事態宣言」指定区域に関わる寮生の帰寮・入寮について(お願い)
 https://www.san-ai.ed.jp/archives/19080.html (4月10日高校HPに掲載)

 

【学園全体】
1.マスク及びアルコール消毒液の確保状況について(再掲)
総務課では4月13日時点で、マスク約2,000枚、消毒液20本程度を備蓄しておりますが、今後の確かな入荷見込みはなく、数に限りがあることお知らせいたします。学園全体で共有して使用するのに、皆様のもとに提供できるものがあれば、総務課までご連絡ください。

2.次亜塩素酸水の活用について(再掲)
アルコール消毒液がなかなか入手できない状況となっておりますが、学園事務局では代用品として次亜塩素酸水20㎏を確保しました。原液を水道水で4倍に希釈することで、アルコール消毒液と同等の効果が期待でき、清掃等での使用が可能です。次亜塩素酸水は管財課(本館2階)の窓口前に置いてありますので、霧吹きやハンドスプレー等を持参のうえご活用ください(霧吹きはいくつか用意あります)。

3.感染が疑われる場合の対応について(再掲)
(1)発熱、咳などの軽い感冒様症状が出た場合は、仕事を休み、体温を毎日測定し、様子を見てください。それでも症状の改善なければ(2)へ。
(2)次の様な症状が出た場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
・風邪症状や 37.5℃以上の発熱が4日以上続いている場合
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
(3)高齢者、基礎疾患がある方、妊婦の方は重症化しやすいため、(2)の状況が2日程度続く場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
(4)症状の有無にかかわらず、次に該当する場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
・新型コロナウイルス感染症と確定した者と接触した場合
・新型コロナウイルス感染症疑い者の気道分泌液(くしゃみ液、痰など)、体液、 糞便などの汚染物に触ったり、処理作業に携わった場合
・新型コロナウイルス感染症疑い者の診察、看護、介護、同席した場合
電話相談窓口:
 救急安心センターさっぽろ:「#7119」または「011-272-7119」
 江別保健所:011-383-2111
 北海道保健福祉部:011-204-5020
相談窓口HP:
 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/singatakoronahaien.htm#%E7%9B%B8%E8%AB%87%E7%AA%93%E5%8F%A3

新型コロナウイルス啓発リーフレット(獣医疫学ユニット作成)
集中対策期間(北海道)
来道者注意喚起チラシ(北海道)
新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第11報)

以上


2020年4月9日

学生生徒・教職員各位

危機対策本部長 谷山 弘行

新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第10報)

【大学の対応】
2020年度授業開始に関する対応措置について
 新型コロナウイルス感染拡大に関し、4月7日に政府が7都府県に「緊急事態宣言(5月6日まで)」を発令しました。本学では当該7都府県から約800名(全学生の25%)の学生が来ており、学生の安全を第一に考え、2020年度授業開始について以下のとおり対応いたします。大学として、十分な感染拡大予防策を行って参りますので、皆様のご理解とご協力をお願い致します。

1.新入生
 新入生の皆さんが、4月4日(土)からすでにオリエンテーションなどを開始している現状を踏まえ、以下の日程とします。
 4月16日(木)から、新入生のみを対象とした一部の授業を実施します。
 5月14日(木)より、すべての前期授業を開始します。
 5月27日(水)まで、できるだけ「遠隔授業」等の授業方法により実施します。

2.在学生及び大学院生(全学年)
 4月16日(木)から5月13日(水)まで、在学生については全授業を休講とします。
 5月14日(木)より、すべての前期授業を開始します。
 5月27日(水)まで、学生の体調変化を確認する重要な期間として位置付け、できるだけ「遠隔授業」等の授業方法により実施します。
 
3.休暇期間の活用について
 夏期休暇、冬期休暇、春期休暇は、授業(講義・実習)時間確保の為に活用します。

 今後、感染拡大の状況により、上記内容を変更する場合もありますので、その場合は改めてお知らせいたします。

 

【高校の対応】
 【在校生・新入生の皆さんへ】お願いと諸連絡
 https://www.san-ai.ed.jp/archives/19069.html (4月9日高校HPに掲載)

 
【学園全体】
1.感染が疑われる場合の対応について
(1)発熱、咳などの軽い感冒様症状が出た場合は、仕事を休み、体温を毎日測定し、様子を見てください。それでも症状の改善なければ(2)へ。
(2)次の様な症状が出た場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
・風邪症状や 37.5℃以上の発熱が4日以上続いている場合
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
(3)高齢者、基礎疾患がある方、妊婦の方は重症化しやすいため、(2)の状況が2日程度続く場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
(4)症状の有無にかかわらず、次に該当する場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
・新型コロナウイルス感染症と確定した者と接触した場合
・新型コロナウイルス感染症疑い者の気道分泌液(くしゃみ液、痰など)、体液、 糞便などの汚染物に触ったり、処理作業に携わった場合
・新型コロナウイルス感染症疑い者の診察、看護、介護、同席した場合
電話相談窓口:
 救急安心センターさっぽろ:「#7119」または「011-272-7119」
 江別保健所:011-383-2111
 北海道保健福祉部:011-204-5020
相談窓口HP:
 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/singatakoronahaien.htm#%E7%9B%B8%E8%AB%87%E7%AA%93%E5%8F%A3

以上


2020年4月4日

学生生徒・教職員各位

危機対策本部長 谷山 弘行

新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第9報)

【大学の対応】
1.キャンパス入構規制
大学キャンパスにおける入構規制の日程を変更します。但し、既に案内済みの寮生、および新入生・編入生・大学院新入生向けオリエンテーション、卒業年次(4年生・6年生)及び管理栄養士コース3年生の健康診断、教職ガイダンスの出席予定者(体調不良の学生を除く)は、該当日の入構を認めますが、それ以外の学生は入構を自粛してください。
[入構規制]
 変更前:3月31日(火)まで自粛
 変更後:4月15日(水)(授業開始予定日前日)まで自粛
 ※変更がある場合は都度連絡する。

2.新入生オリエンテーションの実施
入学式は中止となりましたが、4月4日(土)に新入生を集めて各種ガイダンスを実施しました。
今後4月6日(月)~8日(水)にかけ、感染予防策を講じたうえで、健康診断や履修ガイダンス等を行います。

3.大学危機対策本部会議の開催
4月4日(土)および4月9日(木)に開催予定となっており、決定事項については都度お知らせいたします。
 

【高校の対応】
1.入学式、授業等開始時期の延期について
 https://www.san-ai.ed.jp/archives/18999.html
現在、東京等での新型コロナウイルスの急激な感染拡大や京都での学生を中心とした感染事例、全国の1日当たりの感染者数が200名を超える等、政府は「緊急事態宣言」に至る前のぎりぎりの状況との認識を示しています。
また、まもなく本校高大併設寮には、始業礼拝・入学式のために、高校生235名(大学生は約430名)、うち高校の道外生77名が帰寮・入寮する予定です。
このまま推移すると、新型コロナウイルスの感染リスクが急速に高まり、発症の抑制を図る必要が生じてきます。また、万一の発症の備えも限界がある実態です。
つきましては、社会状況および本校の教育環境を踏まえて、入学式・授業開始時期を延期します。
(1) 新入生の入寮日について
 新入寮生の入寮日は、5月9日(土)・5月10日(日)です。
 *いずれか都合の良い日に、13:00~16:00の間に入寮してください。
 *保護者オリエンテーション等、詳細は後日ホームページにてお知らせします。
 *荷物の搬入は5月10日までに届くようにしてください。
(2) 入学式について
 入学式は、5月11日(月)です。
 *時間等、詳細は後日ホームページにてお知らせします。
 *入学許可日は4月8日(水)とし、以降は「家庭学習日」とします。
 *入学生には特別措置として「入学証書」を郵送しますので、本校生徒として行動してください。
(3) 今後の連絡体制について
 今後の各種連絡は、本校のホームページを基本とします。
 *4月3日(金)以降、平日17:00を目途にホームページを更新しますので、必ずご確認ください。
 *各ご家庭におきまして、ホームページの確認が困難な場合は、あらかじめ学校までお申し出ください。
(4) 新入生の近隣生徒の事前登校について
 新入生のうち、近隣の登校可能な生徒のみ、次のとおり登校してください。
 *時間等、詳細は後日ホームページにてお知らせします。
・4月9日(木)X線・心電図検査
 *登校できない場合は、5月12日以降に対応します。
・4月14日(火)内科・歯科検診
 *登校できない場合は、5月12日以降に対応します。
(5) 家庭学習について
 家庭学習期間は、後日指定する教材により学習を進めてください。
(6) 部活動について
 活動時間や内容を制限しての実施とします。
 *現在、活動を許可されているクラブは、継続して活動を行います。
 *原則、道外生を除きます。
 *原則、新入生は5月9日より前に入寮することはできません。
(7) その他
・情勢により今後も予定を変更する場合がありますので、あらかじめご承知おきください。
・入学に伴う各種手続きは、可能な限り郵送等で行う予定です。
・不行き届きな点が多々あると思いますので、ご不明な点やお困りの点がありましたら、遠慮なくお問い合せください。
・同封物は次のとおりです。
入学証書、在学証明書、Classi登録について、「充実した高校生活を送るために」、Chromebook未申込みについて(該当者のみ)

2.始業礼拝および授業等開始時期の延期について
 https://www.san-ai.ed.jp/archives/19007.html
始業礼拝・授業開始時期を下記のとおり延期します。

(1) 新2・3年生の帰寮日について
 新2・3年生の帰寮日は、5月7日(木)です。
 *19:00までに帰寮してください。
 *清温寮生は5月8日(金)に部屋替えを予定していますので、可能であれば早めの時間帯に帰寮し、準備をしてください。
(2) 新2・3年生の始業礼拝について
 新2・3年生の始業礼拝は、5月8日(金)です。
 *始業の起算日は4月7日(火)とし、以降は「家庭学習日」とします。
 *時間等、詳細は後日ホームページにてお知らせします。
(3) 今後の連絡体制について
 今後の各種連絡は、本校のホームページを基本とします。
 *4月3日(金)以降、平日17:00を目途にホームページを更新しますので、必ずご確認ください。
 *必要に応じてClassiでも配信します。
(4) 新2・3年生の近隣生徒の事前登校について
 新2・3年生のうち、近隣の登校可能な生徒のみ、次のとおり登校してください。
 *時間等、詳細は後日ホームページにてお知らせします。
・4月10日(金)
 教科書配付、検査・検診の案内
 *登校できない場合は、教科書を自宅へお送りします。
・4月14日(火)
 尿検査、内科・歯科検診
 *登校できない場合は、5月8日以降に対応します。
(5) 家庭学習について
 家庭学習期間は、後日指定する教材により学習を進めてください。
(6) 部活動について
 活動時間や内容を制限しての実施とします。
 *現在、活動を許可されているクラブは、継続して活動を行います。
 *原則、道外生を除きます。
(7) その他
・情勢により今後も予定を変更する場合がありますので、あらかじめご承知おきください。
・不行き届きな点が多々あると思いますので、ご不明な点やお困りの点がありましたら、遠慮なくお問い合せください。
 

【学園全体】
1.マスク及びアルコール消毒液の確保状況について
4月3日時点で、マスク約2,300枚、消毒液20本程度を備蓄しておりますが、今後の確かな入荷見込みはなく、数に限りがあることお知らせいたします。学園全体で共有して使用するのに、皆様のもとで提供できるものがあれば、総務課までご連絡ください。

2.次亜塩素酸水の活用について(再掲)
アルコール消毒液がなかなか入手できない状況となっておりますが、学園事務局では代用品として次亜塩素酸水20㎏を確保しました。原液を水道水で4倍に希釈することで、アルコール消毒液と同等の効果が期待でき、清掃等での使用が可能です。次亜塩素酸水は管財課(本館2階)の窓口前に置いてありますので、霧吹きやハンドスプレー等を持参のうえご活用ください(霧吹きはいくつか用意あります)。

3.感染が疑われる場合の対応について(再掲)
(1)発熱、咳などの軽い感冒様症状が出た場合は、仕事を休み、体温を毎日測定し、様子を見てください。それでも症状の改善なければ(2)へ。
(2)次の様な症状が出た場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
・風邪症状や 37.5℃以上の発熱が4日以上続いている場合
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
(3)高齢者、基礎疾患がある方、妊婦の方は重症化しやすいため、(2)の状況が2日程度続く場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
(4)症状の有無にかかわらず、次に該当する場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
・新型コロナウイルス感染症と確定した者と接触した場合
・新型コロナウイルス感染症疑い者の気道分泌液(くしゃみ液、痰など)、体液、 糞便などの汚染物に触ったり、処理作業に携わった場合
・新型コロナウイルス感染症疑い者の診察、看護、介護、同席した場合
電話相談窓口:
 救急安心センターさっぽろ:「#7119」または「011-272-7119」
 江別保健所:011-383-2111
 北海道保健福祉部:011-204-5020
相談窓口HP:
 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/singatakoronahaien.htm#%E7%9B%B8%E8%AB%87%E7%AA%93%E5%8F%A3

新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第9報)
3つの密を避けましょう
新型コロナウイルスを防ぐには
ご家族に感染が疑われる場合のポイント

以上


2020年3月27日

学生生徒・教職員各位

危機対策本部長 谷山 弘行

新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第8報)

【大学の対応】
1.課外活動および学生支援課における諸手続きについて
課外活動および新年度の学生生活における諸手続き等について以下の対応により取り進めます。
(1)課外活動(練習、合宿、遠征、ミーティング、新入部員勧誘など全ての企画および活動)の中止
・中止期間 3 月 23 日(月)~4 月 15 日(水)
・部員勧誘ポスター等の掲示物については例年と同じく学生支援課の認可を受けること。
・新入生に対するビラ配布は禁止とする。
・健民館(多目的体育施設)の完成に伴う部屋の移動は延期とする。
(2)奨学金、授業料免除等の申請手続き
学生支援課から申請に関する情報を提供していきます。申請締切日に遅れないように注意して下さい。
(3)トレーニングセンターの利用
中止期間:3 月 23 日(月)~4 月 15 日(水)
(4)キャンパス入構規制
入構規制期間:3 月 31 日(火)まで

2.新型コロナウイルス感染症に関する学生相談室の対応について
当面は原則面談でのカウンセリングを休止し、電話でのカウンセリングとします。しかし、①緊急の場合、②はじめて学生相談室を利用する場合、③その他カウンンセラーが必要と判断した場合は、面談でのカウンセリングを実施することがあります。
(1)協力いただきたいこと
・面談でのカウンセリングを希望する場合は、事前にメール・電話等で相談時間を予約し、可能な限り、マスクをして来室してください。
・学生相談室へ入室する際は手洗い、手指の消毒にご協力ください。
・面談でのカウンセリングをはじめる前に、体調確認、検温をさせていただく場合があります。軽微でも 風邪症状等がみられる等、体調不良の場合には、学生相談室での面談を控えていただく場合があります。その際は、電話によるカウンセリングが可能です。
・学生相談室を利用した方が新型コロナウイルスに感染した際には、利用状況について医務室等と情報共有をさせていただく場合がありますのでご了承ください。
・緊急連絡先(電話番号、メールアドレス)を変更した方はお知らせください。
・今後の状況によって、相談時間が変更、延期、休止となる可能性があります。
(2)カウンセラーが心がけること
・一回の面談は 30~50 分を目安に行い、面談と面談の合間には十分に換気を行います。
・面談中、カウンセラーはマスクを着用させていただきます。
(3)待合コーナーの利用について
・当面の間、待合コーナーの使用を休止します(飲食等はできません)。
・掲示板付近のソファーをご利用ください。
(4)グループワークについて
・当面の間、グループワークを休止します。
 

【高校の対応】
始業礼拝および入学式、4 月9 日(木)以降の授業形態等は、第7報(3/25)で配信したとおりです。
https://www.san-ai.ed.jp/archives/18986.html   (3月25日高校HPに掲載)
 

【学園全体】
1.小中学校の一斉休業に伴う休暇措置について
第3報で周知したとおり、この度の小中学校の一斉休校措置に伴い、保護者が子供の世話で仕事を休まざるを得なくなる場合は、学園として柔軟に休暇取得できるよう配慮いたします。休む場合は、遠慮なく所属する管理者に相談してください。
なお、国より「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金制度」の案内があるところですが、現時点での休暇取得について、まずは年次有給休暇もしくは特別有給休暇(パート職員のみ付与)から充てていただき、学園で本制度の対応が固まりましたら、改めてお知らせいたします。
既に年次有給休暇および特別有給休暇(パート職員のみ付与)の全てを取得済みの方は、総務課までご相談ください。

2.マスク及びアルコール消毒液の確保状況について
総務課では学内各方面へ声がけして、業務用として教職員に配布できるマスク及びアルコール消毒液の在庫把握・確保を行っております。3月27日時点で、マスク約2,500枚、消毒液15本程度を備蓄しております。学園全体で共有するために、皆様の管理下で提供できるものがあれば総務課までご連絡ください。

3.次亜塩素酸水の活用について(再掲)
アルコール消毒液がなかなか入手できない状況となっておりますが、学園事務局では代用品として次亜塩素酸水20㎏を確保しました。原液を水道水で4倍に希釈することで、アルコール消毒液と同等の効果が期待でき、清掃等での使用が可能です。次亜塩素酸水は管財課(本館2階)の窓口前に置いてありますので、霧吹きやハンドスプレー等を持参のうえご活用ください(霧吹きはいくつか用意あります)。

4.感染が疑われる場合の対応について(再掲)
(1)発熱、咳などの軽い感冒様症状が出た場合は、仕事を休み、体温を毎日測定し、様子を見てください。それでも症状の改善なければ(2)へ。
(2)次の様な症状が出た場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
・風邪症状や 37.5℃以上の発熱が4日以上続いている場合
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
(3)高齢者、基礎疾患がある方、妊婦の方は重症化しやすいため、(2)の状況が2日程度続く場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
(4)症状の有無にかかわらず、次に該当する場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
・新型コロナウイルス感染症と確定した者と接触した場合
・新型コロナウイルス感染症疑い者の気道分泌液(くしゃみ液、痰など)、体液、 糞便などの汚染物に触ったり、処理作業に携わった場合
・新型コロナウイルス感染症疑い者の診察、看護、介護、同席した場合
電話相談窓口:
救急安心センターさっぽろ:「#7119」または「011-272-7119」
江別保健所:011-383-2111
北海道保健福祉部:011-204-5020
相談窓口HP:
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/singatakoronahaien.htm#%E7%9B%B8%E8%AB%87%E7%AA%93%E5%8F%A3

5.全世界が「危険情報レベル2」となりました
新型コロナウイルスの感染拡大を受けての出国制限措置や航空便の運休による出国困難のため、外務省は全世界に対して「危険情報レベル2」を一律に発出いたしました。このことにより本学からは当面海外には渡航禁止となります。(社会連携センター国際交流課)
<危険度>
●全世界(各国・地域に発出している危険情報とは別に,全世界に対して一律に発出するものです。)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(新規)
 
新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第8報)

以上


2020年3月25日

学生生徒・教職員各位

危機対策本部長 谷山 弘行

新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第7報)

【大学の対応】
1.2020年度授業開始日の変更について
大学危機対策本部会議を3月18日及び3月23日に開催し、下記事項について決定した。
2020年度授業開始日は、4月9日(木)から4月16日(木)へ変更
https://www.rakuno.ac.jp/archives/8782.html   (3月24日大学HPに掲載)

新型コロナウイルスの感染拡大に対して、学生と教職員の安全確保を第一として対応してきました。去る3月19日の政府の専門家会議から国内の状況や今後の対策のあり方についての見解が公表され、各大学にも慎重な対応が求められました。先に示された感染拡大リスクである3つの条件(1.換気の悪い密閉空間、2.人が密集している、3.近距離での会話や発声が行われる)が同時に重ならないようにすることは現状では難しく、やむを得ず授業開始日を一週間延期することを「第3回大学危機対策本部会議」で決定しました。

(1)入学時(4月4日)以降、新入生に対しては健康、安全確保を前提に最大限の学生指導を実施する。
(2)当初予定していた授業開始日(4月9日)を一週間延期し、その期間に在学生を含む学生の密集割合が高くなる講義・実習等を取り止めることにより感染回避を行う。
(3)この延長期間に感染拡大リスクである3つの条件が同時に重ならないようにする為の方策を、全学で知恵を出し合い作り上げる。
(4)万が一、その間に感染者が出た場合には、授業開始日等を再考する。

2.学生・教職員の出張対応について
(1)海外出張→4月30日まで自粛(第2回会議決定)
※止むを得ない理由で出張しようとする場合は、出張命令伺に理由書を添付し所属長(学群長、事務局長)が外務省の渡航情報・通達等に従って判断する。
(2) (国内)教職員の学会、研修会等
(3) (国内)学生引率を伴う調査、研修等
(4) (国内)学生の課外活動、合宿
→(2)~(4) 4月15日まで自粛 (止むを得ない理由での出張の場合は、出張伺に理由書添付)

3.諸行事諸事項への対応について(教育センター他)
(1)授業の開始日→4月16日(木)開始
※4月9日開始を1週間延ばす。
(2)新入生オリエンテーションの開始日→4月4日(土)から8日(水)まで
※当初予定通り。参加できない学生への対応も検討する。
(3)寮生と新入生の入構規制→4月1日以降自粛解除
※寮対応は、寮運営委員会で関係者と相談しながら進める。
(4)寮生と新入生以外の入構規制→4月1日以降自粛解除
(5)授業等における対応
・消毒液について、教室を中心に設置する(現在準備中)。
・教室等の換気について、周知する(別途対応)。
(6)課外活動の遠征時のキャンセル料は学生援護会で負担する。
(7)大学施設の外部への貸出は現時点で貸出開始日は未定とする。
(8)食堂の対応等は生協とも連携しながら進める。

4.入試広報活動への対応について(入試広報センター)
(1)4月24日入試アドバイザー会議の開催→開催
(2)4月1日から5月11日までの入試広報活動→15日まで自粛、16日以降活動
(3)5月9、10日の本学単独説明→次回対策本部で最終判断

5.留学生・海外渡航等の対応について(社会連携センター)
(1)外国人の受入対応
・5月予定のフィンドレー大学、タマサート大学 → 延期(期日は未定)
・7月予定のサスカチュワン大学 → 実施未定(今は判断しない)
・5月のJICA研修 → 受入しない方向(JICAと協議)
(2)海外渡航中の学生対応状況等について、資料に基づき説明された。
(3)5月に行う公開講座など諸行事 → 次回対策本部で最終判断

6.新型コロナウイルス対策に関する予算対応について
学生に係わる安全対策経費は、2020年度学長裁量費で対応する。

7.新入生・編入生・大学院生向けオリエンテーション
https://www.rakuno.ac.jp/archives/8655.html  

8.次回大学危機対策本部会議
4月13日(月)又は14日(火)を予定
 

【高校の対応】
始業礼拝および入学式、4月9日(木)以降の授業形態等についてのお知らせ
https://www.san-ai.ed.jp/archives/18986.html   (3月25日高校HPに掲載)

3月19日、北海道の緊急事態宣言は解除されましたが、国際的環境はむしろ悪化している状況であり、引き続き感染予防に努める必要があります。また、本校では240名を超える寮生がいるため、いったん感染者が発生した場合の対応は極めて困難で、他校とは異なる判断も必要と考えています。つきましては、現時点での本校の判断をお知らせしますのでご確認ください。なお、国や道の対応により適宜変更を余儀なくされる可能性もありますので、ご承知おきください。

1.在寮生の帰寮日・新入生の入寮日について
(1)2・3年生の帰寮日 4月4日(土)19:00まで
新入寮生の入寮日 4月7日(火)16:00まで
(2)入寮生保護者オリエンテーション(保護者のみ参加)
4月7日(火)①13:30~、②16:30~ ①、②のいずれかにご出席ください。
(3)入寮生オリエンテーション(新入寮生のみ参加)
希望寮(男子寮) 4月7日(火)19:40~
清温寮(女子寮) 4月7日(火)20:30~
(4)予定していた4月8日(水)の入寮式は中止といたします。

2.始業礼拝(2年生と3年生を午前と午後に分けて次のとおり実施します。)
(1)期日 4月7日(火)
(2)新2年生
登校時間 9:00(原則)~9:30まで
始業礼拝・校長講話・着任式・HR(個人写真撮影他) 9:30~11:30
新3年生
登校時間 13:00(原則)~13:30まで
始業礼拝・校長講話・着任式・HR(個人写真撮影他)13:30~15:30
(3) その他  スクールバスは特別時間で運行します。詳細は別途ご案内いたします。

3.入学式
入場者を制限し、内容を縮小し、時間を短縮して実施します。
(1)日時 4月8日(水)
(2)場所式場:礼拝堂
*新入生・来賓・教職員のみの入堂とします。
第2会場:体育館  <入学式ライブ配信・控室>
*保護者の校内への入場は、原則1名に制限させていただきます。
(3)日程受付 9:00~ 9:30(入学生)
9:00~ 9:50(保護者1名に入場を制限)
入学式 10:00~10:30
ホームルーム ~11:40
(4)次の方は、校内への入場をご遠慮ください。
・入学式当日の2週間以内に日本国が入国制限を実施している国、地域に渡航歴のある場合
・発症者および濃厚接触者、またはその疑いがある者と2週間以内に接触した場合、その疑いがある場合
・当日、発熱、強度の咳、くしゃみ、鼻水の症状がある場合
・体調不良、感染リスクを心配される場合
(5)そ の 他
・可能な限りマスクの着用をお願いします。
・校内に入場の際、消毒用アルコールによる手指消毒をお願いします。アルコール過敏の方は代替物をご準備ください。
・換気により会場が寒くなることが予想されますので、防寒対策をお願いします。
・入学式当日、予定していた聖書・讃美歌の販売はしません。別途振込用紙を郵送します。
・入学式当日、ホームルーム終了後、機農コースおよびフードクリエイトコースの生徒は、実習服の採寸を行います。
ただし、両コースの希望寮(男子寮)入寮生 のみ、4月7日(火)に寮にて採寸を行います。

4.4月9日(木)以降の授業体制について
(1)分散登校について
当面5月の連休明けまで、全校生徒を午前登校と午後登校に分けて、各3時間授業を予定しています。
登校のグループ割や時間割は、決まり次第連絡します。
(2)昼食について
学校で食事はできません。午前登校の生徒は下校後、午後登校の生徒は登校前に各自食事をしてください。
寮生は寮で昼食となります。
(3)部活動について
午前登校生徒に対しては、放課後の活動時間までホールフォレスト・図書館等を自習場所として開放します。
詳細はクラブ顧問の指示に従ってください。
(4)スクールバスについて
特別時間で運行します。詳細は別途ご案内します。

5.留意事項
(1)新型コロナウイルス感染の疑いのある症状は、次の症状を目安とします。症状がある場合は、
学校に連絡して登校を控えてください。
・ 風邪症状<継続的な咳・くしゃみ・鼻水症状> (花粉症の症状を 考慮する)
・ 37.5度以上の発熱 (個人差を考慮し、平熱より1度以上高い場合も含む)
・ 強いだるさや息苦しさ
(2)朝晩の検温を必ず行い、発熱がないことを確認して登校してください。
(3)登下校時は人混みを避け、感染防止に努めてください。
 

【学園全体】
改めて新型コロナウイルス感染症予防に関する情報を周知いたします。くれぐれも以下の症状がある場合は無理をせず、休養・静養をお願いします。

1.日常の感染防止の対応について
(1) 手洗い(石鹸)、うがいを徹底し、アルコール消毒(手指、ドアノブなど)を励行してください。
(2) マスク着用、咳エチケットを徹底し、可能な限り人混みを避けてください。
(3) 外出時には、手で眼、鼻、口に触れないことを意識してください。
厚労省HP:https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf
                     https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601720.pdf

2.感染が疑われる場合の対応について
(1) 発熱、咳などの軽い感冒様症状が出た場合は、仕事を休み、体温を毎日測定し、様子を見てください。それでも症状の改善なければ(2)へ。
(2) 次の様な症状が出た場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
・ 風邪症状や 37.5℃以上の発熱が4日以上続いている場合
・ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
(3) 高齢者、基礎疾患がある方、妊婦の方は重症化しやすいため、(2)の状況が2日程度続く場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
(4) 症状の有無にかかわらず、次に該当する場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
・ 新型コロナウイルス感染症と確定した者と接触した場合
・ 新型コロナウイルス感染症疑い者の気道分泌液(くしゃみ液、痰など)、体液、糞便などの汚染物に触ったり、処理作業に携わった場合
・ 新型コロナウイルス感染症疑い者の診察、看護、介護、同席した場合
電話相談窓口:
救急安心センターさっぽろ:「#7119」または「011-272-7119」
江別保健所:011-383-2111
北海道保健福祉部:011-204-5020
相談窓口HP:http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/singatakoronahaien.htm#%E7%9B%B8%E8%AB%87%E7%AA%93%E5%8F%A3
厚労省HP: https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596905.pdf
 http://www.cas.go.jp/jp/influenza/pdf/faq.pdf

3.感染者の取り扱い・報告の徹底について
新型コロナウイルスは指定感染症につき、感染が確認された場合は、感染症法に基づき、都道府県知事が感染者に対し就業制限や入院の勧告等を行うことができます。よって、感染者は治癒するまで就業制限がかかり、勤務することができません。教職員で感染が分かった場合、直ちにその旨を総務課(011-388-4111、夜間・休日は090-3112-6110)へ報告してください。学生の感染は、担当教員及び医務室(011-386-1024又は学生支援課)に報告ください。 

4.添付ファイル
道民の皆様へのお願い(3月18日)
感染症危険情報レベル2以上の国・地域(3月24日8:30現在)
高校お知らせ文書(3月25日)
2020 年度新入生向けオリエンテーションのご案内(3月24日)
新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第7報)

以上


2020年3月11日

学生生徒・教職員各位

危機対策本部長 谷山 弘行

新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第6報)

【大学の対応】
1.酪農学園大学・酪農学園大学大学院入学式(式典)の中止について
https://www.rakuno.ac.jp/archives/8553.html  

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、文部科学省通達や内閣総理大臣から「イベントの開催に関する国民の皆様へのメッセージ」が発信されるなど、国内の様々な機関・団体等へ、感染拡大防止へ向けてイベント等の中止、延期又は規模縮小等の対応が強く求められています。2月28日には北海道より「緊急事態宣言」が出され、さらに3月2日付文部科学省「小学校・中学校・高等学校及び特別支援学校等における一斉臨時休業の要請に係る留意事項について(周知)」において、大学等に開催の必要性を再検討するよう要請があったところです。

こうした状況を鑑み、2020年4月4日(土)に予定しておりました酪農学園大学・酪農学園大学大学院入学式(式典)につきましては、入学生、保護者、教職員等の安全を確保するための措置として、中止を決定いたしました。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

なお、入学式(式典)は中止いたしますが、4月4日(土)から入学生を対象とするガイダンスや学生証等の配付、健康診断の実施を検討しており、詳細については後日改めて本学のホームページにてお知らせいたします。

【高校の対応】
4月1日(水)以降の対応は、3月25日(水)に決定し、生徒・保護者および関係者に配信する予定です。

【学園全体】
1.大学施設の消毒について
新年度の始動に際し、教室、実験室、会議室、トイレ、階段手すり、スイッチ、エレベーターボタンなど共用部の消毒について、実験室以外を担当いただいている清掃業者へ、日常業務としてどの程度消毒作業が可能かどうか施設課で確認しています。進捗がわかりましたらお知らせいたします。

2.次亜塩素酸水の活用について
アルコール消毒液がなかなか入手できない状況となっておりますが、学園事務局では代用品として次亜塩素酸水20㎏を確保しました。原液を水道水で4倍に希釈することで、アルコール消毒液と同等の効果が期待でき、清掃等での使用が可能です。次亜塩素酸水は管財課(本館2階)の窓口前に置いてありますので、霧吹きやハンドスプレー等を持参のうえご活用ください(霧吹きはいくつかご用意あります)。

3.マスク及びアルコール消毒液の確保状況について
総務課では学内各方面へお声がけして、業務用として教職員に配布できるマスク及びアルコール消毒液の在庫把握・確保を行っております。3月5日時点で、マスク約2,000枚、消毒液20本程度とお伝えしておりましたが、業者からの入荷がほぼ困難な状況下で、都度、学内の不足しているところへ渡しておりますので、徐々に減ってきているのが現状です。つきましては、マスクやアルコール消毒液等の感染予防に係る必要物資に関しまして、 皆様の管理下の中で備蓄用や実習用として確保してあり、学園全体で共有できるものがあれば、総務課までご連絡をお願いします。
<総務課011-388-4111、内線6110(浅井)>

以上


2020年3月6日

学生生徒・教職員各位

危機対策本部長 谷山 弘行

新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第5報)

大学危機対策本部では、「新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対応について(学生向け・第1報)」を作成しました。今後、学生の皆様へ配信いたしますので、ご理解・ご協力をよろしくお願いします。

【大学の対応】
「新型コロナウイルス感染拡大防止に関する対応について(学生向け・第1報)」

新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いており、2月28日には北海道知事より「新型コロナウイルス緊急事態宣言」が宣言されました。学生の皆さんの健康を第一に考え、以下の通り行動していただくよう要請いたします。

1.キャンパス入構制限
・学内での濃厚接触等による感染拡大の可能性を防ぐため、3月23日まで、不要不急の大学内への入構は自粛してください。ただし、研究活動および家畜飼育等で大学に来る必要がある場合は、担当教員の指示に従ってください。

2.クラブ・サークルなど課外活動について
・3月23日まで学内外で行う課外活動(練習・合宿・遠征など)は中止とします。
・家畜飼育等を行う活動については、顧問の指示に従ってください。

3.海外渡航について
・渡航先での感染拡大により日本へ帰国(再入国)できなくなる可能性も考慮し、留学生の一時帰国も含め、日本外務省の危険レベルおよび感染症危険レベル2以上の地域への渡航を禁止とします。
・それ以外でも多くの国や地域で流行の兆しがあります。さらに日本からの渡航者に対して入国制限、入国後の行動制限措置がとられている国・地域も多いことから最新の情報に注意し、不要不急の渡航は中止または延期を検討してください。
・既に海外に渡航している、または渡航した学生については、担当教員または国際交流課へ必ず連絡をしてください。

4.日常生活への注意喚起
新型コロナウイルス感染症に感染するリスクを極力低減するため、以下の事例を参考にしてください。
・十分な睡眠と栄養で体調を整えて、こまめな石けんでの手洗いやアルコール消毒を行う。
・不要不急の外出は控える。
・体調管理に注意し、風邪の症状や発熱(37.5 度以上)がある場合は自宅待機として下さい。
・一人暮らしの方は数日の食料確保を事前にしておくことが望ましいです。
・現在、政府は風邪の症状や 37.5℃以上の発熱が 4 日以上続いている場合には、医務室や医療機関に電話をして受診をすることを推奨しています。
・やむを得ず外出する場合も、人混みを避け、マスクを着用し短時間で済ませる。
・自宅を含めた複数人での会食の機会も避けてください。
・屋内では十分な換気(一般的に1時間毎に5~10 分程度)に努めて下さい。

5.感染した場合の対応
・新型コロナウイルスへの感染が判明した場合は、速やかに、担当教員及び医務室(又は学生支援課)に電話又はメールにより報告してください。

6.新型コロナウイルス感染症に関する情報について
・状況は日々変化しており、厚生労働省のホームページなど正確で信頼できる情報源から最新の情報を確認して行動してください。
・今後の新型コロナウイルス感染拡大の状況に応じて、上記対応が変更となる可能性があることをご理解ください。

7.問い合わせ先
学生支援課(電話011-388-4122、メールrg-gakus@rakuno.ac.jp)
教務課(電話011-388-4125、メールrg-kyoum@rakuno.ac.jp)
国際交流課(電話011-388-4132、メールrg-iad@rakuno.ac.jp)
医務室(電話011-386-1024)

【高校の対応】
第4報から追加情報無し

【学園全体】
1.北海道からの注意喚起について
3月5日(木)に北海道から「新型コロナウイルス緊急事態宣言」が出ております。次の点が強調されておりますので、週末はご留意のうえお過ごしください。
(1) 体調は大丈夫?風邪ぎみではありませんか?
(2) 人が大勢集まったり、風通しが悪い場所ではありませんか?
(3) 感染リスクを下げる方法をご存じですか?

新型コロナウイルス緊急事態宣言(3月5日)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/kinnkyuuzitaisengenn0305.pdf   

北海道知事からのメッセージ(3月5日)

新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第5報)
新型コロナウィルス感染対応 学生への周知(第1報)

以上


2020年3月5日

学生生徒・教職員各位

危機対策本部長 谷山 弘行

新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第4報)

【大学の対応】
「2019年度学位記授与式」の開催中止が決定しました。
https://www.rakuno.ac.jp/archives/8455.html  

1.「2019年度学位記授与式(3月19日)」について、新型コロナウイルスの北海道における感染拡大を受け、2月28日に北海道より「緊急事態宣言」が出され、さらに3月2日付文部科学省「小学校・中学校・高等学校及び特別支援学校等における一斉臨時休業の要請に係る留意事項について(周知)」において、大学等に開催の必要性を再検討するよう要請があったことを考慮し、感染防止の観点から開催中止を決定しました。
2.「卒業証書・学位記」の授与の方法等については、詳細が決まり次第、別途お知らせします。

【高校の対応】
国・道の学校一斉休業要請および関係方針と本校の教育環境等を総合的に勘案し、今年度内の学校運営方針を以下のように示します。
https://www.san-ai.ed.jp/archives/18972.html  

(基本方針)
1.原則として3月31日(火)まで、春季休業を含め連続して「新型コロナウイルス感染拡大防止」のため休業とします。よって、この期間の感染リスクが高まる授業、諸行事等は原則中止とします。
2.4月1日(水)以降の対応は、3月25日(水)に決定し、生徒・保護者および関係者に周知します。3月25日(水)16時を目途に発信する予定です。
3.但し、今後の社会情勢や国・道の対応が極めて流動的なことから、その都度の判断を行うことがあります。
4.入学生(入学予定者を含む)に対しての学校行事[1日入学等]、クラブ等の活動においては、年度内の取り組みを中止します。

(今後の対応)
1.家庭学習期間は、3月19日(木)をもって終了し、以降春季休業とします。
(1) 学年末考査は実施しません。現在までの成績および学習への取り組み状況等による成績の評定および単位認定を行います。3月25日(水)進級認定会議終了後に、各家庭に成績表を送付します。
(2) 上記(1)により、単位不認定となる場合は、在宅での臨時的対応[課題、レポート等]で、生徒にとって不利益が生じないように配慮して対応をします。
(3) 出席の取扱は、家庭学習期間はすべて出席とみなします。
(4) 3月25日(水)に、条件を満たした生徒の進級を認定します。
(5) クラブ活動は、3月19日(木)まで禁止します。20日(金)以降、クラブ顧問の指導のもとで、条件付きで許可する場合もあるが、感染予防対策を十分に優先させます。【具体的登校については、クラブ顧問より連絡をします】

2.新年度の諸準備に向けて
(1) 臨時登校日は、原則として設定しません。
→ 春季課題、教科書代金納入等、4月当初の予定については、別途案内をします。
(2) 寮生(希望寮・清温寮)について
3月18日(水)まで、原則閉寮とします。
3月19日(木)以降、クラブ顧問から許可があった生徒は帰寮できます。
4月4日(土)を寮生帰寮日とします。19時までに帰寮してください。
4月5日(日)・6日(月)環境整備・部屋清掃・部屋替え等を予定しています。
・帰寮日時が確定した場合には、必ずご家庭から寮への連絡をお願いします。
(3) 3月26日(木)の新入生1日入学は、中止します。

3.その他
(1) この期間中も、家庭学習に取り組み、不要不急な外出、人込み等を極力避けて、風邪症状等がある場合は、自宅静養をしてください。また、発熱や咳、風邪症状等がある場合 濃厚接触等の疑いがある場合は、登校を控えてください。ご不明・ご心配なことがある 場合は、学校までご連絡をしてください。【 平日9:00~16:30 電話 011-386-3111 】
(2) 通学定期券の払戻について、各交通機関のHP等で確認のうえ、各自で手続きをお願いします。
(3) 2月26日発信の「家庭学習期間の学習と生活について」を、引き続きご確認ください。

【学園全体】
1.マスクおよびアルコール消毒液について
現在、業務用として教職員に配布できるマスクの在庫が約2,000枚、アルコール消毒液の在庫が約20本程度であることを把握しております(動物医療センターや医務室の業務用は除く)。マスクについては、店頭でも品薄状態が続き、入手困難となっております。今回、学内の在庫を集めて各部署ならびに学群事務室等へ一定数配布いたしますが、数に限りがあることから、業務上の使用に限り、風邪や感染症の疑いがある人、人と接する機会が多い人たちに優先して使用いただくようご理解・ご協力をお願いします。
また、マスクの着用と共に、こまめな手洗いとうがい、アルコール消毒液の使用が感染症予防で効果が高いと言われております。手洗いとうがいの励行と合わせて、アルコール消毒液の設置場所を増やしますのでご使用ください。

2.北海道および新型コロナウイルス感染症対策専門家会議からのお知らせ
去る2月28日に北海道が「新型コロナウイルス緊急事態宣言」を発表し、3月2日付けで厚生労働省から「新型コロナウイルス感染症対策の見解」が出されております(添付ファイル)。その中から、“北海道の皆様ができること”として次の2点が示されていますのでご留意ください。
(1) 軽い風邪症状(のどの痛みだけ、咳だけ、発熱だけなど)でも外出を控えること。
(2) 規模の大小に関わらず、風通しの悪い空間での人と人が至近距離で会話する場所やイベントに出来るだけ行かないこと(例えば、ライブハウス、カラオケボックス、クラブ、立食パーティー、自宅で大人数での飲み会など)。

新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第4報)
マスクについて呼びかけ
20200302 北海道・専門家会議通知
高校20200304発出:新型コロナウイルス感染拡大防止に関する今後の対応[お知らせ]

以上


2020年3月2日

学生生徒・教職員各位

危機対策本部長 谷山 弘行

新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第3報)

第2報以降の大学・高校に係る追加情報、並びに教職員の各種対応および休暇取得等に関する配慮等について次の通り周知いたします。

【大学の対応】
第2報から追加情報なし

【高校の対応】
家庭学習を3月19日(木)まで延長する。詳細については3月4日(水)に発表する。

【教職員の対応】
1.日常の感染防止の対応について
(1) 手洗い(石鹸)、うがいを徹底し、アルコール消毒(手指、ドアノブなど)を励行してください。
(2) マスク着用、咳エチケットを徹底し、可能な限り人混みを避けてください。
(3) 外出時には、手で眼、鼻、口に触れないことを意識してください。
厚労省HP:https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf
                     https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601720.pdf

2.感染が疑われる場合の対応について
(1) 発熱、咳などの軽い感冒様症状が出た場合は、仕事を休み、体温を毎日測定し、様子を見てください。それでも症状の改善なければ(2)へ。
(2) 次の様な症状が出た場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
・ 風邪症状や 37.5℃以上の発熱が4日以上続いている場合
・ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
(3) 高齢者、基礎疾患がある方、妊婦の方は重症化しやすいため、(2)の状況が2日程度続く場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
(4) 症状の有無にかかわらず、次に該当する場合は、電話相談窓口に相談し、指示を仰いでください。
・ 新型コロナウイルス感染症と確定した者と接触した場合
・ 新型コロナウイルス感染症疑い者の気道分泌液(くしゃみ液、痰など)、体液、糞便などの汚染物に触ったり、処理作業に携わった場合
・ 新型コロナウイルス感染症疑い者の診察、看護、介護、同席した場合
電話相談窓口:
救急安心センターさっぽろ:「#7119」または「011-272-7119」
江別保健所:011-383-2111
北海道保健福祉部:011-204-5020
相談窓口HP:http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/singatakoronahaien.htm#%E7%9B%B8%E8%AB%87%E7%AA%93%E5%8F%A3
厚労省HP: https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596905.pdf
 http://www.cas.go.jp/jp/influenza/pdf/faq.pdf

3.感染者の取り扱い・報告の徹底について
新型コロナウイルスは指定感染症につき、感染が確認された場合は、感染症法に基づき、都道府県知事が感染者に対し就業制限や入院の勧告等を行うことができます。よって、感染者は治癒するまで就業制限がかかり、勤務することができません。教職員で感染が分かった場合、直ちにその旨を総務課(011-388-4111、夜間・休日は090-3112-6110)へ報告してください。 

学生の感染は、担当教員及び医務室(011-386-1024 又は学生支援課)に報告ください。    
 
4.小中学校の児童・生徒の一斉休業に伴う配慮について
この度の小中学校の一斉休校措置に伴い、保護者が子供の世話で仕事を休まざるを得なくなる場合は、学園として柔軟に休暇取得できるよう配慮いたします。休む場合は、遠慮なく所属する管理者に相談してください。なお、休暇は、有給休暇・特別有給から充てていただくことが可能で、その休暇以外は欠勤の取り扱いとします。      

5.高齢者及び基礎疾患等のある方の配慮について
重症化しやすいとされる高齢者および基礎疾患がある方、又は妊娠されている方に対し、学園では該当職員が柔軟に休暇取得できるよう配慮いたします。

6.休暇の確認について
休暇は、就業規則に基づき付与するもので、職種・職名等により内容が異なります。また、育児およびご家族の介護に係る場合は、酪農学園育児・介護休業等規程による休暇取得も可能ですので、ご不明な点があれば総務課に相談ください。

(参考)  
新型コロナウイルスに関する情報について下記ホームページも参照ください。
・大学HP https://www.rakuno.ac.jp/  
・高校HP https://www.san-ai.ed.jp/
・文部科学省 https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html
・厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
・内閣官房 https://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html
・外務省 https://www.anzen.mofa.go.jp/  
・北海道 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/singatakoronahaien.htm  
・札幌市 https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/2019n-cov.html  
・江別市 http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/

以上


2020年2月27日

学生生徒・教職員各位

危機対策本部長 谷山 弘行

新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第2報)

大学において、2月26日(水)に「大学危機対策本部」を設置し、今後の学位記授与式等行事・イベントの開催方法、教職員の業務出張や学生課外活動に関する基本的な方針を決定しましたのでお知らせいたします。なお、高校は、第1報(2/25)から追加情報はありません。

 【大学の対応】
1.今後本学の行事・イベントの対応
今後本学で開催する行事・イベント
(1) 2期入試(本学、東京、大阪) 2月28日(金)
【予定通り実施】
受験生・監督者のマスク着用、会場での感染対策(消毒液設置、室内の換気等)      

(2) 3月14日(土) 入試説明会 10:00~16:00
【中止】

(3) 3月19日(木) 卒業式・学位記授与式(10:00~)
【予定通り実施】※今後感染が拡大し、事態が深刻化した場合は再度判断する。
・式は、卒業者、教職員、来賓(学内者のみ)の出席により実施する。
・保護者には、式に出席できないこと及び来校自粛をホームページで案内する。  
・来賓の挨拶を除くなど式全体の時間短縮を検討する。
・来校した保護者及び式場に入れない学生のための場所(黒澤記念講堂、学生ホール、他教室等)を用意し、式場の様子をライブ配信する。youtubeでの配信も検討。
・会場内ではマスク着用を義務とし、また会場の感染対策(消毒液設置、室内の換気等)を図る。
・出席者の中で体調不良の者がいた場合は、医務室等に誘導する。
・集合写真撮影は中止。
・卒業生懇談会は中止とし、学位記授与は研究室単位等で行う。
式終了後慣例となっている屋外での在学生による送迎アーチ等は禁止とする。
・各学類で行う卒業記念パーティーは中止とする。

(4) 4月 4日(土) 入学式(10:00~)
【卒業式と同様の形態で実施予定】※今後感染が拡大し、事態が深刻化した場合は再度判断する。
4月7~8日 宿泊オリ(環境共生、獣医、獣医保健看護)は中止とする。
※学類オリエンテーションは大学内で実施する。
 
2.学生・教職員の出張の対応(当面3週間の対応~3月23日まで)
・海外出張 基本的には【自粛要請】
中国への渡航【不可】
その他の流行国・流行地域への渡航【不要不急の渡航は自粛】
・学会参加、研修会参加【自粛を要請】
・学生引率を伴う調査、研修等【自粛を要請】
・クラブ・サークル活動、合宿【中止とする】
 
3.大学への報告の徹底
罹患した場合は、学生は担当教員及び医務室(又は学生支援課)、教職員は総務課まで、電話又はメールにより報告をすること。    
(参考)  
新型コロナウイルスに関する情報について下記ホームページも参照ください。
・大学HP https://www.rakuno.ac.jp/  
・高校HP https://www.san-ai.ed.jp/
・文部科学省 https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html
・厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
・内閣官房 https://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html
・外務省 https://www.anzen.mofa.go.jp/  
・北海道 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kth/kak/singatakoronahaien.htm  
・札幌市 https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/2019n-cov.html  
・江別市 http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/

以上


2020年2月25日

学生生徒・教職員各位

危機対策本部長 谷山 弘行

新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第1報)

本日付けで、新型コロナウイルスへの対処が必要と判断し、危機対策本部を設置しました。今後、ウイルス関連情報の提供と各種行事対応に係る情報を発信してまいります。なお、当面の決定事項等は以下のとおりです。

高校の対応
1.2020年2月25日(火)~3月6日(金)まで、臨時休校(家庭学習)
2.2020年2月25日(火)~3月6日(金)まで、原則として閉寮
※可能な限り、自宅に戻ることとする
※帰寮は3月7日(土)から可能
※3年生は、2月29日(土)までに荷物をまとめて退寮する
3.2月29日(土)の全日制課程卒業式及び関連行事は中止
※卒業証書の授与方法等は、後日連絡する
4.学年末試験は、3月11日(水)~13日(金)に変更する
5.臨時休校及び閉寮期間の延長が必要かは、3月4日(水)~5日(木)に判断する
6.3月7日(土)の通信制課程卒業式及び関連行事は中止

大学の対応
1.大学危機対策本部を設置し、学位記授与式やその他行事の開催方法等について、2月28日(金)までに基本的な方針を定める
2.教職員の業務出張や学生引率を伴う出張等に関して基本的な方針を定める

【注意事項】
学生や職員の皆さんが、春休みで帰省する、旅行する、また多くの人が集まるイベントや行事に参加されるときには、風邪や季節性インフルエンザと同様に、手洗い(アルコール消毒液使用も含む)、うがい、咳エチケットなどの基本的な感染症対策の実施を心掛けてください。また、咳や発熱の症状がある人は、基本的には外出を控えていただき、自宅静養が望まれますが、どうしても外出が必要な場合にはマスクの着用を行ってください。

【参考事項】
一般的なお問い合わせは以下の通りです。(抜粋)
北海道江別保健所 011-383-2111(平日 8:45から17:30)

以上

酪農学園大学 感染症専門家委員会からのお知らせ

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酪農学園大学では、大学危機対策本部会議において、学生に対する新型コロナウイルスの蔓延防止に関する啓発を行うため、感染症専門家委員会を設置して啓発活動を推進していきます。
 

メンバー 専門 備考
内田 郁夫 細菌学 座長
萩原 克郎 ウイルス学  
蒔田 浩平 疫学  
髙橋 俊彦 家畜衛生学  
今川 洋子 保健師・看護師  

 


新型コロナウイルスを知って感染予防をしよう!


新型コロナウイルスを知って感染予防をしよう!
 


新型コロナウイルス感染予防について―学生のみなさまへ―


いま知っておきたい新型コロナウイルス


病気にならない体を作ろう【音声無し】


   ※問い合わせ 学務部学務課(011-388-4128)

事務取扱業務休業のお知らせ

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平素より本学の教育研究にご協力賜わり、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、2020年5月11日(月)は祝日(7/24)授業日の振替休日のため、大学並びに法人の事務取扱業務を休業させていただきます。なお、附属動物医療センターは診療日となっております。
ご不便をおかけ致しますが、何卒ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
2020年5月12日(火)より通常通り業務を再開致します。

2020(令和2)年度 教員免許状更新講習および免許法認定講習中止のお知らせ

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例年7月末に開催しておりました「教員免許状更新講習」および例年8月に開催しておりました「免許法認定講習」は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い「中止」とさせていただくことが決定いたしました。

現在、新型コロナウイルス感染症の終息の目途が立っておらず、本学学生の授業開始時期の繰り下げのため、学事日程上、本講習の開催が困難であること、受講される方や講師の方々の健康と安全等を最優先に検討した結果、中止の判断をいたしました。

今年度の教員免許状更新講習について、本学では3領域(必修、選択必修、選択領域)の開講を計画しておりました。なお、本学以外での更新講習開設状況は、文部科学省ホームページ(講習開設情報) に掲載しております。

それぞれ、受講を検討されておりました皆様にはご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

学生へ学長メッセージ6(新型コロナウイルス感染拡大について)【2020年5月7日】

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酪農学園大学学生のあなたへ

本学では、政府の緊急事態宣言の延長決定を受け、5月7日に大学危機対策本部会議を開催し、以下を決定しました。

1.新型コロナウイルス感染拡大のための危機管理ステージ表について
 危機管理ステージ表により、現在はステージ 4 の状況にあり、授業は遠隔授業で対応していくことを確認しました。

2.前学期授業の対応について
前学期の授業運営に係る対応を 3 点決定しました。
(1) 前学期の授業は予定通り 5 月 14 日から開始する
(2) 北海道が緊急事態宣言の対象期間中、すべての授業は遠隔授業とする。
(3) 北海道が緊急事態宣言の対象解除後、遠隔授業を継続するが、実験、実習など、感染リスクを抑えることが出来る場合は対面授業とする。

3.学生の構内入構規制について
「緊急事態宣言」が5月末日まで延長されたことに伴い、以下を決定・確認しました。
・学生の在住地から他地域への移動は、緊急事態宣言が解除されるまで禁止とする。
・大学への入構は緊急事態宣言が解除されるまで原則自粛とする。ただし、江別市に在住する学生は、やむを得ず入構が必要な場合に限り大学へ入構可とする。
・学生を伴う教員の国内出張についても、5月末日まで自粛とする。

《メッセージ》
 いよいよ講義・演習が始まります。まずは自分で考え、わからないことは放置せず、必ず教職員に質問し、大切な時間を無駄にしないでください。
 さて、もう一つ重要な課題があります。それは今回の新型コロナウイルス感染を一人一人が自分のこととして具体的に次の事を考えてみてください。
 「ウイルスの蔓延を防いで感染を収束させるためには何をすべきで、それを通してどのように変わらなければならないか。」

 自分を守ることは、周囲の人を守ることにもなるということを忘れないでください。皆で同じ危機に向かい合っているという認識から思いやりが生まれます。その事により弱者へのしわ寄せや深刻な格差のない新たな社会が生み出される可能性が芽生えます。
 今、小学校・中学校の休校で給食用の牛乳や野菜や肉は消費されず、生産者は苦境に立たされています。一方、スーパーの野菜はどんどん高くなっています。
 日本の食料自給率は 40%を切っていますが、世界的なコロナ禍で食糧危機が高まる可能性を FAO が発表しました(Mitigating the impacts of COVID-19 on the livestock sector, 23 April 2020)。 あなたはこんな現状を知っていましたか?あるいは考えたことがありますか?このようなことからもあなたがこれからの主役となる社会の姿が見えてくると思います。
 体験しても何も考えなければ経験したことにはなりません。新型コロナウイルスに関する様々なことの中で興味、関心をもったことについて、自分なりにいろいろ調べ考えることで、それぞれの経験をより一層深めてください。
 本学の教育目的である「実際の経験を積むことで、どんな変化にも対応できる力を身に着け、本質を見極めながら未来を拓いていける人材を育てる」ことに一致すると確信しています。
 それ故、あなたが社会に貢献できる「知行合一」の人材に成長することを願ってやみません。

 

2020年5月7日
酪 農 学 園 大 学
学長 竹花 一成

酪農PLUS+に特集『草地の土づくり ≪第5回≫土壌診断に基づく施肥対応1:土壌採取時の注意と施肥対応の考え方』をアップしました

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はじめに

前回は、北海道の寒地型草地に対する施肥計画の基本となる「北海道施肥標準」についてご説明しました。利用形態、草種構成、採草地では地帯や土壌ごとに年間の標準的な施肥量が定められていましたね。そして、この北海道施肥標準は、①土壌の肥沃度が標準的な圃場に必要な年間施肥量であること②草地土壌の肥沃度は管理来歴によって圃場ごとに異なること③それゆえ、定期的に土壌診断をおこなって、各圃場の肥沃度を評価し、施肥量の補正をおこなう必要があること―をご紹介しました。

ここからは北海道の維持管理草地における土壌診断のやり方と施肥量の計算方法を具体的にご紹介します。まず、最初に草地土壌の採取方法について解説します。その後、土壌診断による肥沃度の判定、それに基づく施肥量の調整方法に関する一般的な考え方をご説明します。実は、土壌診断による肥沃度の判定方法や施肥量の計算方法は、養分の種類や土壌型によって異なります。本稿で一般論を概説した後は、次回から養分ごとにその特徴を解説していきたいと思います。

1.土壌採取時の注意

土壌診断で土壌を採取する際、重要な注意点が三つあります。土壌を採取する深さ(採土深)、1圃場からの採取点数、そして採取時期です。この注意が守られないと、分析をどんなに正確におこなっても、その圃場の肥沃度を正しく評価することはできません。

(1)維持管理時の採土深は0~5cm

以前、草地土壌の特徴をご紹介した際(第2回草地土壌の特徴)、草地への肥料養分は草地表面に施用されるので、土壌養分含量は表層に近いほど急激に高まり、下層では低い値となることをお話ししました(図1)。同じ肥沃度の圃場でも、表層の土壌と下層の土壌では、土壌養分含量が大きく異なります。つまり、どこの土を採取したかで、その圃場の肥沃度の評価が変わってしまいます。

そこで、維持管理草地では、表層0~5cmの土壌を採取することになっています(図2)。時には表層にルートマットと呼ばれる地下茎と根でできたマット状のものが形成されている場合もありますが、それも含めて表層から5cmまでの層位を採取します。ときどき、「ルートマットは土ではない」と考え、ルートマットを外し、その下の土壌を採取される人がいます。しかし、これは誤りです。ルートマットの中にも土は含まれますし、何よりも、現在の草地の土壌診断基準値は、どの養分でも、ルートマットを含む0~5cmの土壌分析値に基づいて設定されているからです。

(2)1圃場からの土壌採取点数

草地の土壌養分は毎年耕起する畑地などと異なり、場所によるばらつきが大きいです。統計学を使うと、理論上、10haの採草地で200~500点もの土壌採取が必要という計算も成り立つことがわかっています。しかし、これを日常業務にするのは大変です。道総研根釧農業試験場(現 酪農試験場)で2008~2013年に実施した例では、0.4ha~11.4haの採草地、放牧草地など35圃場に対し、1圃場20点前後を目安に土壌を採取し、よく混合して1点/圃場とすることにより、施肥管理の違いが土壌化学性に与える影響を把握できています(Saigusa et al 2018)。

それにしたがって土壌採取作業をおこなう場合、まず、極端な土壌養分含量が予想される場所は採取対象から除外します。たとえば圃場の「取り付け」や「まくら地」周辺は肥料が多く落ちやすいです。水が集まる場所も土が溜まったりえぐれたりして、極端な土壌養分含量になりやすいでしょう。これらの場所を避けつつ、圃場の対角上を歩測で等間隔に、面積に応じて全体から20点前後採取して1袋に混合します。こうすれば、一筆書きを描くように複数の圃場から連続的に効率よく土壌を採取できます(図3)。

(3)土壌の採取時期

維持管理時の草地で土壌診断をおこなう場合、翌年の牧草生産に向けた施肥管理を計画したいのですから、それがおこなわれる前の土壌養分状態を把握したいです。かつては早春施肥前の土壌採取が推奨されました。しかし近年は、秋に堆肥やスラリーなどの自給肥料が大量に施用されることが増えました。この秋施用は、翌年1番草に対する施肥となるので、近年の理想的な土壌採取時期はその前まで、すなわち、草地の最終利用後から秋の肥培管理がおこなわれる前までの間が適切です。化学肥料や自給肥料の施用直後は、養分が溶け出して土壌に浸透する過程が均一には進まないので、分析値のばらつきが大きく、圃場全体の代表値を判断しにくいのです。

2.土壌分析値の見方と使い方

草地に化学肥料や堆肥などの資材が投入されると、その中の肥料養分が土壌に含まれる水に溶け出します。こうして土壌中には、もともとの土壌養分と肥料由来の養分が混在するようになります。牧草にとっては、根から吸収する養分が何に由来していてもよいので、土壌養分含量が多ければ施肥量は少なくて済み、土壌養分含量が少なければ沢山の肥料が必要になります。つまり両者の関係は、図4の点線で示したように連続的に変化します。典型的な例として、火山性土に立地したチモシー採草地のカリウムの場合があります。詳細は次回に述べますが、図4の縦軸を「基準収量を得るために牧草に必要なカリウムの総量」、横軸の「土壌から供給される養分量」を草地の表層0~5cm土壌中に存在する交換性カリウム量とすることにより、個々の圃場に施肥すべきカリウムの量を計算できます。一方、窒素やリンは、土壌中でその形態を複雑に変えるため、火山性土のカリウムのように単純に計算できません。そこで、多くの場合、図4の赤線のように階段状に施肥対応を設定します。赤線が土壌診断基準値の範囲内の時、その圃場には北海道施肥標準の施肥量をそのまま施肥します。一方、その両脇のように、土壌養分含量の不足域には施肥標準量よりも施肥量を増やす(増肥)施肥対応、土壌養分含量の過剰域には施肥標準量よりも施肥量を減らす(減肥)施肥対応が処方されます。この模式図では3段階ですが、肥料養分の種類や土壌条件によっては、増肥や減肥の段階を増やし、より連続的な変化に近い施肥対応も設定されています。

 

<引用文献>
松中照夫・三枝俊哉(2016)草地学の基礎-維持管理の理論と実際-,p129-132,農山漁村文化協会,東京.
Saigusa T, Matsumoto T, Osaka I, Minezaki Y (2018) Improved manure and fertilizer practices changes nutrient dynamics in silage meadows on a dairy farm in eastern Hokkaido, Japan.Grassland Science 64(4) 259 – 268


新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う学生支援金の支給について

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酪農学園大学の在学生と保護者の皆様へ

新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う学生支援金の支給について

 
 新型コロナウイルスの感染拡大は、世界中の人々に恐怖心を抱かせると共に日常生活に苦痛を与え、経済状況も厳しくなっています。

 学生・院生・教職員の安全確保を最優先にする教育展開に関して検討した結果、現状では2020年度前学期の授業はすべて遠隔で行う決定をしました。(一部の演習、実験、実習、実技は実施する場合があります。

 これに伴い、遠隔授業の実施の環境整備を行い、円滑な授業運営を可能にするため、全学生・院生(2020年度一年間休学する者を除く)に、一律に50,000円の支給を行います。

 これを用い、各自が遠隔授業に対する環境の整備をしてくださるようお願いいたします。

 なお、支給方法は決まり次第すみやかに大学ホームページ等でお知らせします。
 

2020年5月13日
理事長 谷山 弘行
大学長 竹花 一成

【重要】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大および防止に関する本学の対応について【まとめ】(5月14日更新)

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危機管理ステージ表

■現在の状況レベル【4】(5月7日更新)
新型コロナウィルス感染拡大防止のための危機管理ステージ

緊急のお知らせ【学園全体に関わる対応状況】

以下、学生・生徒・教職員に対する緊急のお知らせを「大学」「高校」「学園全体」でまとめています。
新型コロナウイルスに関する緊急のお知らせ(第13報)(5月8日更新)

学長メッセージ

学長メッセージ(新型コロナウイルス感染拡大について)(5月7日更新)


新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大および防止に関する本学の対応について

※学生への情報は「Web情報学生支援システムUNIPA(ユニパ)」をご確認ください。

■学生への経済的支援に関すること
1.学納金の納入期限の延期について
2.奨学金について
3.学生支援金について
■各窓口・施設の利用について
各種お問い合わせ先一覧

来学・訪問者の皆さんへ

附属動物医療センターの利用について (4月23日更新)
現在、初診受付を停止しております。
附属図書館の利用について (4月2日更新)
現在、学外者の入館をお断りさせていただいていております。
学内見学について (5月7日更新)
現在、見学は受付しておりません。今年度は、団体の受付を中止して、中・高生の個人(5名以下)のみ対応します。

関連リンク(新型コロナウイルス関連)

北海道ホームページ
江別市ホームページ
厚生労働省ホームページ
文部科学省ホームページ
外務省ホームページ

本学関連リンク

酪農学園大学 感染症専門家委員会(学生向け啓発資料)
社会連携センター(地域連携課・国際交流課)
キャリアセンター
附属図書館
附属動物医療センター
酪農学園大学附属とわの森三愛高等学校
酪農学園生活協同組合
 



 
■大学全体に関すること
1.大学キャンパスへの入構規制について
(1) 学生(寮生除く)は、「緊急事態宣言」の解除される5月31日(日)(予定)まで、原則大学内への入構は自粛とします。ただし、以下の措置をとります。
・江別市に在住する学生は、やむを得ず入構が必要な場合に限り大学へ入構可。
・江別市以外の道内市町村に在住する学生は、「緊急事態宣言」解除後の6月1日(月)以降に大学へ入構可。
・現在、他の都府県に滞在している学生は、「緊急事態宣言」解除後の6月1日(月)以降に道内在住地に戻り、2週間待機した後、大学へ入構可。
(2) PCを所持していない江別市在住の学生に限り、履修登録確認・変更のため、5月12日(火)8:30~17:00までPC教室の利用を可とします(ただし平日のみ)。 ※5/11(月)は利用不可。
(3) 学内で動物飼育等を担当する学生の入構については、上記(1)と同様とします。

2. 学生・大学院生の移動対応について
新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の対象地域が全国に拡大した中、北海道は「特定警戒都道府県」に指定され、緊急事態措置がとられたことから、本学の学生・大学院生の移動については以下の通りとします。
(1) 在住地からの移動の禁止
・4月17日(金)から「緊急事態宣言」が解除される5月31日(日)(予定)までは、在住地から他の地域(道内各地や他都府県)への移動は禁止とします。在住地においては、不要不急の外出は避け、特に夜の繁華街への外出は厳禁とします。
・「緊急事態宣言」が解除された6月1日(月)以降は移動可としますが、引き続き在住地での指示に基づき、行動してください。
(2) 寮生の対応
帰省中の学生は、「緊急事態宣言」が解除後の6月1日(月)(予定)以降に帰寮してください。ただし、6月1日(月)以降の2週間は直接入寮することができませんので、次のいずれかにより対応してください。帰寮する際は、寮に事前連絡をしてください。
・「緊急事態宣言」が解除された6月1日(月)以降に江別に戻り、寮以外(近郊のホテル、近親者宅等)で2週間待機し、健康状態に問題がなければ帰寮してください。
・「緊急事態宣言」が解除された6月1日(月)以降も引き続き帰省先(道内・道外に限らず)で2週間待機し、健康状態に問題がなければ6月15日(月)以降に帰寮してください。

3.学生・教職員の出張対応について
(1) 海外出張:無期限出張禁止とする。ただし、国家レベルの要請があった場合は、学長判断とします。
(2) 教職員の学会、研修会等(国内)・・・緊急事態宣言が解除される日(5月31日予定)まで自粛
(3) 学生引率を伴う調査、研修等(国内)・・・緊急事態宣言が解除される日(5月31日予定)まで自粛
(4) 学生の課外活動、合宿(国内)・・・緊急事態宣言が解除される日(5月31日予定)まで自粛
※(2)および(3)については、やむを得ない事由で出張しようとする場合は、出張伺いに理由書を添付し、所属長(学群長・事務局長)が判断します。

■大学の行事・イベントに関すること
1.2020年度の学事暦の変更について
・授業開始日が、5月14日(木)に変更となっております。
・履修登録期間は、4月24日(金)~30日(木)で変更ありません。
・履修登録内容確認・変更は、5 月 11 日(月)~12 日(火)で変更ありません。
2020学事暦(学生用)04141439

2.前学期の大学礼拝中止について
新型コロナウイルス感染防止の観点から、前学期の大学礼拝は中止します。後学期の大学礼拝については、前学期の授業期間終了時を目処に改めて実施の可否を決定します。
https://rakuno-ce.org/archives/1024.html(キリスト教教育HP)

3.大学主催の各種行事・イベントについて
(1)教育センター関係
・白樺祭の中止
今年の酪農学園大学白樺祭は7月4日(土)・5日(日)を予定しておりましたが、新型コロナウイルスの影響により中止いたします。なお今後の状況により中途開催の可能性もありますので、ホームページ等の情報に注意してください。
・春の食生活改善運動(100円朝食)の中止
今年の春の食生活改善運動については新型コロナウイルスの影響により中止といたします。なお、秋の食生活改善運動については今後ホームページ等の情報に注意してください。
・教員免許状更新講習および免許法認定講習の中止
https://www.rakuno.ac.jp/archives/9805.html 2020(令和2)年度 教員免許状更新講習および免許法認定講習中止のお知らせ
(2)入試広報センター関係
・入試相談会等大学外での広報活動は 「緊急事態宣言」が解除される5月31日(日)(予定)まで自粛しています。
・以下の本学単独入試説明会は中止します。
5月9日(土)東京、5月10日(日)大宮、5月24日(日)名古屋、6月13日(土)福岡
・オープンキャンパスの日程を変更しました。
第1回:(変更前)6月20日(土)→(変更後)6月21日(日)
第2回:(変更前)7月25(土)、26日(日) →(変更後)7月26日(日)
第3回:(変更前)8月22日(土)→(変更後)8月22(土)、23日(日)
(3)社会連携センター関係
・短期研修学生:アメリカ・フィンドレー大学中止
・海外招聘研究者:タイ・タマサート大学延期、カナダ・サスカチュワン大学7月受入予定
・JICA短期研修・長期研修(5月):9月以降に延期予定
・大動物臨床教育セミナー及び市民公開講座:中止
(4)キャリアセンター関係
・5月11日(月)公務員獣医師職合同説明会:中止
※獣医学類6年生、獣医学研究科4年生に限り、採用問合せ先をUNIPAにて配信済

■授業・履修に関すること
1.授業の実施について
2020年度授業方法について(学生用)_20200508
(1) 2020年度授業開始日(新入生、在学生、大学院生全て同一)
①4月16日(木)から5月13日(水)まで、全授業を休講とします。
②5月14日(木)より前期授業を開始します。ただし、5月27日(水)までは、学生の体調変化を確認する重要な期間として位置付け、主に「遠隔(オンライン)授業」で実施します。
③今後、感染拡大の状況により変更がある場合は改めてお知らします。
(2)遠隔(オンライン)授業の実施
①遠隔(オンライン)授業は、主にオンライン教材を用いたオンデマンド型の遠隔授業を行います。スライド資料や講義形式の動画等を教材として e-learning システム等を準備し,学生は教室や教室以外の場所(自宅を含む)において、PC、タブレット、スマホ等を用いてインターネットに接続して授業を受講します。
②オンライン授業に必要な通信環境
オンライン授業を受講するには、学生のみなさんそれぞれに通信機器〔パソコン〈推奨〉(タブレット端末、スマートフォンでも可。いずれの場合も、カメラ付きのもの)及びインターネット環境を準備いただく必要があります。大学内のほぼ全ての場所(教室、図書館、中央館ロビー等)でwi-fi接続が可能です。
(3)休暇期間の活用について
夏季休業、冬季休業、春季休業は、授業(講義・実習)時間確保の為に活用する場合があります。今後、感染拡大の状況により、上記内容の変更もありますので、その場合は改めてお知らせいたします。

2.履修登録について
(1) 履修登録期間
4月24日(金)~ 4月30日(木)
・授業科目のシラバスについては、遠隔での授業の実施等により、現行の授業計画や実施方法等に変更が生じる場合があります。シラバスを随時確認のうえ、履修登録をしてください。
・オンラインによる遠隔授業を行う科目について、教員が教材を公開した場合は UNIPA での履修登録以降に e ラーニングページで閲覧可能になります。(登録期間中に随時反映)
・UNIPA以外での履修登録が必要な場合(他学類受講、他クラス受講など)は、別途連絡します。
(2) 履修登録内容確認・変更
5月11日(月)~5月12日(火)
・UNIPA の「学生時間割表」で履修登録の内容を確認してください
・登録内容を変更する場合は、別途案内する方法で手続きを行ってください。
・感染防止のために履修人数制限(抽選)を行う場合があります。抽選により履修できなくなった科目分については、他科目の追加を受け付けます。
(3) 注意事項
・疑問がある場合、履修登録内容確認・変更期間内に所定の方法で問合せください。
・履修ガイドに記載のとおり、科目によって講義計画等により履修者を制限する場合があります。
・履修制限単位については、年間 48 単位、半期 26 単位が上限となります。
・今年度の事情に関係なく、基本はシラバスをよく読んで履修科目を決めることになっています。初回授業を受講後に履修科目を選択することは、本学の履修制度上設けておりません。
※授業開始日等のスケジュールは、今後変更される可能性があります。変更が生じた場合は、随時UNIPA にてお知らせいたします。

3.教科書の販売について
・教科書は酪農学園生協で販売しますが、店頭での教科書を選ぶ形式を行わず、すべて『教科書注文サイト」からのWeb注文、もしくはFAXでの注文となります。詳しくは、生協のHPで確認してください。
https://www.hokkaido.seikyou.ne.jp/rakuno/news/shinnyusei/news-1486/(酪農学園生協教科書販売のご案内)

4.授業に関するQ&A

■学生生活/課外活動
1.新型コロナウイルス感染症に関する相談窓口の開設について
・フリーダイヤル 0120-567-793 開設時間 祝日を除く月曜日から金曜日の9:00~16:30
・専用アドレス rg-corona@rakuno.ac.jp
コロナ対策相談窓口開設文書

2.日常生活への注意喚起
(1)新型コロナウイルス感染症に感染するリスクを極力低減するため、以下の事例を参考にしてください。
・十分な睡眠と栄養で体調を整えて、こまめな石けんでの手洗いやアルコール消毒を行う。
・不要不急の外出は控える。
・体調管理に注意し、風邪の症状や発熱(37.5 度以上)がある場合は自宅待機として下さい。
・一人暮らしの方は数日の食料確保を事前にしておくことが望ましいです。
・現在、政府は風邪の症状や 37.5℃以上の発熱が 4 日以上続いている場合には、医務室や医療機関に電話をして受診をすることを推奨しています。
・やむを得ず外出する場合も、人混みを避け、マスクを着用し短時間で済ませる。
・自宅を含めた複数人での会食の機会も避けてください。
・屋内では十分な換気(一般的に1時間毎に5~10 分程度)に努めて下さい
学生_体調管理のお願い
(2)感染が疑われる場合や、濃厚接触した場合の対応について
感染が疑われる場合や、感染された方と濃厚接触した場合は、以下のフロー図を参考に行動してください。
疑い者発生時のフロー
濃厚接触発時のフロー
(3)新型コロナウイルス感染症に関する情報について
・状況は日々変化しており、厚生労働省のホームページなど正確で信頼できる情報源から最新の情報を確認して行動してください。
《問い合わせ先》
学生支援課(電話011-388-4122、メールrg-gakus@rakuno.ac.jp)
教務課(電話011-388-4125、メールrg-kyoum@rakuno.ac.jp)
国際交流課(電話011-388-4132、メールrg-iad@rakuno.ac.jp)
医務室(電話011-386-1024)

3.学生の課外活動、合宿の対応について
学生の課外活動および合宿は、緊急事態宣言が解除される日(5月31日予定)まで自粛してください。トレーニングセンターは同日まで利用停止とします。
また、本学で開催する課外活動の大会については、現時点では無期限中止とします。

4.アルバイトについて

5.就職活動について
キャリアセンターでは、5月31日(日)まで、対面相談を休止し、電話・メール・Webでの相談対応とします。
・就職・進路相談・問合せは、電話・メール対応となります
・書類添削は、メール対応となります
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フィンドレー大学ベケット奨学金報告書:最終報告書

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獣医学類2年 砂﨑香恋

8月13日から始まった私のフィンドレー大学への留学は、自分自身の想像を遥かに超えて実りのあるものとなりました。当初は戸惑うこともややありましたが、多くの人に支えられて成長することができたと感じます。アメリカでの生活は私の人生において非常に大切な時間となりました。新しい環境で学ぶことはすべてが刺激的でしたし、いつも親切な人達に囲まれていたため充実した楽しい時間を過ごせました。予定よりも一ヶ月以上早い帰国となりましたが、帰国後も変わらず学業に励み、無事に留学を終えることができて嬉しく思います。この最終報告書ではフィンドレー大学での留学期間に私が学んだことや感じたことなどを順を追って紹介したいと思います。

 

私が留学前に掲げていた目標は、基礎獣医学科や馬学科の授業での学びを深め動物の扱い方を実際に体験して学ぶこと、イベントなどに積極的に参加して多くの人と交流すること、そして人前に出たり、質問をしたり、人に説明したりすることなど、苦手意識を持ってしまう事を少しでも克服することでした。これらの目標を日々生活する中で意識し、新たなことに挑戦しようと自ら行動に移せたことを大変嬉しく思います。目標達成まで近づいていると実感する度に更に力を入れて物事に集中することができました。目標をしっかりと持って留学に臨んで良かったです。

 

まずは一つ目の目標である授業での取り組みについて振り返りたいと思います。私は前期から学部の授業に参加することができました。基礎獣医学科や馬学科の学生とともに専門の授業を受けたほか、英語のライティングの授業や日本の文化について考える授業などにも参加しました。前期は嬉しいことに頑張りが認められ、成績優秀者として学部長賞リスト(Dean’s List)に載ることができました。

英語のライティングや日本語の授業を通じて自分の考えを工夫して表現し、周りの人に上手に伝える方法を模索しました。会話の中で上手く共有できないことを文字に起こして整理することはなかなか難しかったのですが、時間をかけて準備する過程を楽しめました。また、様々なバックグラウンドを持つ人達に向けて自分自身のことや自分の持っている考え、日本の文化などについてプレゼンテーションをしたりインタビューをする機会もあったので、その度に自分の意見をはっきりさせることに集中したり、他の人の考え方や受け止め方を改めて確認することができて面白かったです。

基礎獣医学科や馬学科の授業では専門用語を知らなかったり、アメリカの文化や習わし、その他の動物に関わる基本的な知識が殆どないままでの参加だったので勇気がいりました。それでも周りをよく観察して徐々にクラスに馴染んでいけました。はじめはわからないことがあれば自分で必死に調べて理解していましたが、慣れてくると周りの人に聞いて助けてもらえました。周りの友達とは私が困ったときに尋ねてその後少し会話する程度の交流が多かったのですが、徐々に周りから声をかけられるようになり、クラスメートとして認められたのはとても嬉しかったです。アニマルハンドリングの授業では特に周りの友達の支えが私に大きな影響を与えてくれました。実習の際には積極的に前に進み出たり、立候補したり、クラスメートと協力しながら学びを深めることができました。今までは困ったことがあっても、緊張してなかなか周りの人に助けを求められないでいることが多かったのですが、この授業を通して積極的に行動できるようになったことを嬉しく思います。また、内容としても今までに体験したことのない産業動物の扱い方、飼育・管理についてしっかりと学ぶことができました。去勢や除角、ワクチン投与など初めての経験をたくさん得ました。アメリカでも地域によって作業の仕方や考え方、重視される病気や感染症の予防対策などが異なっているなど興味深い話を聞けて良かったです。日本での物事の進め方や考え方を意識しつつ、他の国や地域の文化、考え方、習慣などを受け入れることの大切さを学ぶことができました。もちろん時には戸惑うような内容を共有されて、理解はできつつもすべてを受け入れがたいと感じたこともあります。日本ではなかなか実施されなさそうな内容を聞いて驚いたこともあります。しかし、何でもすぐに否定してしまうのではなく詳しいことをよく聞いてからその背景にある環境、条件、文化の違いまで視野を広げて受け止めなくてはいけないのだと学びました。狂犬病など日本では日常で意識されていないようなことでも常に意識して生活するべき地域がアメリカにはあることや、動物が人の生活に非常に密接に関わっているアメリカだからこそ生じる問題があること、それらに対する意見や解決策をクラスメートと話し合う中で自分自身の考えを振り返ることができました。私の視野がいかに狭いことや固定概念を持ちすぎていることを痛感させられることも度々ありました。もっと柔軟な、グローバルな視点を持つことが今後の課題だとわかり、アニマルハンドリングの授業では多くの収穫が得られたと感じます。

馬学科の授業では馬に関する基本的な知識だけでなく、アメリカにおける馬の歴史から現在における馬業界の話など興味深いテーマで学びを広げることができました。周りには常に馬が好きな人たちがいたので彼らの馬に対する熱い想いを知ることができましたし、知らないことがあるとすぐに教えてもらったり、ウェスタン式やイングリッシュ(ブリティッシュ)式の違いや面白さをたくさん知ることができました。周りの影響で私も馬についてより詳しく知りたくなりました。この気持ちが後期の授業を決める上でも大きく関係してきたのだと振り返ってみて改めて感じました。

 

後期には前期以上に様々なことに挑戦しました。留学前から楽しみにしていた馬のハンドリングの授業の他にも、馬学科の上級生が受けている馬の予防医学の授業や馬の繁殖学の授業に参加しました。残りの留学の時間をどのように使うかよく考えた結果、馬に関連する授業を多く取ることに決めました。馬の勉強の他にもスキルアップを目指して頑張ったことがあります。英語のライティングはネイティブの学生も苦戦するという授業に挑戦し、忘れてしまったフランス語を再び勉強したいという思いからフランス語の授業を取ることにしました。

フランス語の授業は昔習った内容を思い出しつつ、現在のフランスやフランス語圏での取り組み、文化などを知る機会となりました。思いもよらず中学生の頃に学んだ内容を活かせられたので嬉しかったです。また、クラスメートと交流してお互いを助け会えたことも良い思い出となりました。

実は後期が始まってから一番苦戦したのは英語の授業でした。馬学科の授業内容はもちろん完全に理解するまで時間がかかったり、初めて習うことばかりで難しいと感じていましたが、それ以上に英語の授業は課題が多く、ハイレベルな要求に見合わないと認めてもらえないことがとても辛かったです。一つの論文を作成するのでさえとても手間取りました。多くの時間を費やしても、自分自身ではよくできたほうだと感じて提出したものでも、先生の望むレベルに到達していないとのことでなかなか思うような結果が出せずに落ち込む日々が続いていました。周りに相談しては励まされ、気持ちを奮い立たせて毎日課題に取り掛かっていました。そして気づけば順調にクラスメートに追いつけるようになるまで進歩しました。この授業を以前履修したことがあるという多くの友達は口を揃えて、ネイティブの学生でも苦労する分野だけど確実にスキルアップできると応援し続けてくれました。諦めずにこの英語の授業を乗り越えられれば大きな自信につながるはずだと信じて挑んだ結果、皆の言う通りライティングのスキルアップができたと感じます。中でも成績比率が高い課題の一つとして取り組んだ論文を書き終えた時に一番はじめに作成したものと比べてかなり進歩したと感じました。その論文のテーマは、「大学生における動物介在療法・アニマルセラピーの効果について」でした。フィンドレー大学では、身体的理由などで補助を必要とする人のためのサービスアニマル(Service animal)の他にも心理的サポートを行うエモーショナルサポートアニマル(Emotional support animal)が容認されていることに感激しました。普段の授業(座学)で学生の近くに専用のベストを身につけた動物(主に中型〜大型犬)がおとなしく授業に出席している様子を見ることがよくありました。アメリカでは日本よりも遥かに動物を身近に感じられる機会が多く、特にフィンドレー大学でのこの取り組みからそう感じられました。また、後日詳しい法律や社会におけるこれらの動物のあり方に注目して調べてみると、アメリカ全土で広く認識されているものだと知りました。この興味深い動物介在介入の取り組みに焦点を置き、幾つかの文献を参考に論文を作成しました。なかなか手強いテーマを選んでしまいましたが無事に作成できたので満足です。オンライン授業に入ってから一時期は不調でしたが、気持ちを切り替えてその他の論文も一生懸命書き上げ、結果的に自分のベストを尽くして授業を終えられました。安心しましたし、とても達成感を感じられました。

上級生と一緒に受ける馬の繁殖学と予防医学は少し緊張しましたが、これらの授業もとてもためになったと感じます。繁殖学では酪農学園大学の授業で習ったことを思い出しつつ、馬についてより詳しく学べる機会となりました。毎週小テストがあったのでそれをもとに試験に備えることができて良かったです。課題もよく出ましたが、それらをきちんとこなせたからこそ良い結果が出せたのだと思います。予防医学では先生の長年の臨床経験を参考にして様々な症例について具体的に知ることができました。上級生向けの授業だったので内容が少し難しかったのですが、懸命にクラスメートについていこうと努力しました。アメリカでは今でも地域によって独特のルールや習慣があるようで、教科書に書いていることが全てではなく、時にはその地域でのやり方や環境をよく理解して順応しなくてはならないこともあるのだと教わりました。先生はテキサス州での臨床経験があったことから興味深いエピソードを度々紹介してもらえました。毎授業新しい内容を学べたのでとても面白かったです。試験は難しく、なかなか良い結果を出せませんでしたが期末試験では今までで一番良くできたので努力が実って良かったです。

馬のハンドリングの授業では獣医師として馬と向き合うためにはまず安全面に注意すべきとのことから、基本的な立ち位置や作業手順を習いました。馬に慣れている学生であっても先生の指導方法は自分たちの知っている方法とは異なっていて初めて習うものだと言っていました。私にとってはすべてが新たに学ぶ内容だったので何を学んでも新鮮に感じられました。馬を扱う世界で基本となる知識だけでなく、先生が長年経験して得た知識や豊富な体験談を交えて授業が進められたおかげでより広く、深く学ぶことができました。実習では馬に触れ合う機会が多く、実際に習ったことを実践して覚えることができました。馬はとても賢くて不思議な動物なのだと改めて感じました。教科書から得た知識をただ覚えるだけでなく、目の前で見て学び、馬について知り尽くしている先生や周りのクラスメートたちからアドバイスがもらえたおかげで鮮明に理解することができました。この授業のおかげで馬が今まで以上に好きになりました。オンライン授業に移行してからは馬に触れ合う機会がなくなってしまいましたが、今までに授業で学んだことを踏まえて、これからも馬に触れ合い更なる学びの機会を探りたいと思います。

 

前期と後期はそれぞれ十分に自分の力を出し切って授業を終えられました。どの授業も多くの課題や小テスト、試験が予定されており、その一つ一つが成績に大きく響きました。すべてがポイント制であり、逐一自分の学習進捗状況や課題の提出状況を確認していました。私は中学生の頃に通っていたインターナショナルスクールで同じような仕組みで授業を受けた経験がありましたが、それでも大学での取り組みは更にハードに感じられました。再び自分を試す機会が与えられたのだと気持ちを前向きに持って真剣に向き合えたと思います。今後もフィンドレー大学での貴重な経験を忘れることなく力を入れて学業に励みます。

 

私の二つ目の留学目標は多くの人と交流することでした。同じクラスで知り合った友達だけでなく、様々なイベントで知り合った友達、クラブ活動で知り合った友達、そして地域の親切な人たちと多くの時間を共有することができました。留学当初はなかなか自ら進み出せず、あと一歩というところまで来てもその先に踏み出せないでいましたが、せっかくの機会だからこそ思いついたことをやってみようとすぐに気持ちを切り替えることができました。結果、積極的にキャンパス内での活動やクラブ活動などに自ら乗り込んでいくことができました。フィンドレー大学でできた友達の存在は私にとって非常に大きかったです。授業をより楽しく受けられるきっかけをもらえましたし、アメリカの文化や家族の伝統を教えてもらえたことでアメリカでの生活がより充実して感じられました。10月のサンクスギビング(感謝祭)に私を実家へと連れて帰り家族に紹介してくれたアミリア、毎日のように一緒に過ごしたシャトルバスの仲間たち、ご近所の親切なボブさんとジャンさんを始め、私には遠く離れていても心強い仲間がいるのだと思うと幸せです。獣医師を目指すという同じ目標を掲げ、共に学んだ多くの友達にもいつかまた再会したいという気持ちでいっぱいで

2020年度春期キリスト教教育強調週間メッセージ

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学生・教職員各位

キリスト教委員会委員長
大学宗教主任 小林昭博

2020年度春期キリスト教教育強調週間メッセージ

 特定警戒地域以外の緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだ予断を許さない状況が続いていますが、学生・教職員のみなさんも、不安かつ不便な毎日をお過ごしのことと思います。先週の5月14日(木)より遠隔授業が開始され、不安の直中での新学期の開始となりましたが、すでに2020年4月9日付けでご案内しているように、2020年度前学期は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、苦渋の検断として大学礼拝を中止しました。本来であれば、授業開始後の最初の礼拝実施日である5月19日(火)は、2020年度春期キリスト教教育強調週間の礼拝の予定日でもありました。そこで、2020年度の授業開始後の最初の礼拝予定日であり、強調週間予定日でもある本日、2020年度春期キリスト教教育強調週間メッセージを学生と教職員のみなさんにお届けさせていただきます。

 メッセージにつきましては、添付のPDF文書をダウンロードしてご覧ください。
 また、キリスト教委員会HP(https://rakuno-ce.org)にもメッセージを掲載しています。
 

以上

酪農PLUS+に『世界の乳文化図鑑⑦ 草原の名酒「馬乳酒」』をアップしました

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酪農学園大学 農食環境学群 食と健康学類
教授 石井 智美

動物性素材からの乳酒

“馬乳酒”という名を聞いたことのある人も多いことと思います。まさに読んで字のごとく「馬の生乳を乳酸菌と酵母で発酵させたどぶろく状の乳酒」です。モンゴルではアイラグ、ロシアなどではクミスと呼ばれています。

人はこれまで「御神酒上がらぬ神はなし」との言葉もあるように、神様と共に味わい、特別な気分、酩酊を求めるための飲料として酒を作ってきました。今日、宗教的な理由で禁酒の国々でも、かつては酒を作っていた例が文献から多くうかがえます。人と酒には、長くて深い関係があるのです。

“酔う”ためのアルコール発酵を酵母が生成するには糖源が欠かせません。従って、多くの酒が植物性の素材で作られてきました。ヨーロッパを例に挙げると、熱い地域では赤ワイン、緯度が上がって涼しくなると白ワイン、その上の地域ではビール、その次はウイスキーなどの蒸留酒…。作られる酒の種類と地域・気候、産物が見事にリンクしてきました。

ところが農耕を営まず、家畜の恵みである乳・肉を生活の柱としてきた乾燥地帯の遊牧世界では、家畜の乳という動物性の素材で乳酒を作ってきました。中でも、最も愛されてきたのが馬乳酒です。

ビタミンCが豊富

馬乳の特徴は乳糖量が多いのでチーズなど固形の乳製品を作ることができず、遊牧民はもっぱら馬の生乳を専用の発酵容器に注ぎ、数千回攪拌して馬乳酒を作ってきました。この攪拌という作業が、アルコール分を含む馬乳酒の特質を形成する上での大きな鍵です。遊牧民の馬乳酒製造については、紀元前5世紀にヘロドトスが著した『歴史』にも記述があります。

モンゴルでは、今日も家庭単位で馬乳酒が盛大に作られています。馬乳は全て自家消費と考えられているため、その生産量はモンゴルの基幹産業である牧畜の統計(農牧省作成)においては牛などと異なり標記区分がありません。

馬乳酒は、子馬のための乳を成長を妨げない範囲で人が分けてもらって作られるため、製造は6月末~9月末の3カ月程度と期間限定です。白色で軽い発泡性を持ち、アルコール度数は2.5%前後です。酸味が強く、ビタミンCが豊富に含まれています。遊牧という生活形式から、かつて通年で野菜や果物を摂取することがほとんどなかった草原では貴重なビタミンCの供給源でした。

遊牧民は、こうした経験に基づく知識を長年大切に伝承してきました。私たちはいま一度、世界の民族が伝承してきた“食”に関わる知恵と謙虚に向き合う必要があるのではないでしょうか。

ちなみに、これまで「遊牧民はお茶からビタミンCを摂取してきた」というのが通説でしたが、飲用している茶葉を測定したところ、ビタミンCは含まれていませんでした。茶葉をレンガ状に圧縮する過程で失活したのでしょう。

大人も子供も好きなだけ

モンゴル遊牧民の馬乳酒飲用については、13世紀にフランスから元帝国へ遣わされた修道士ウィリアム・ルブルクが「モンゴルの男性はクミスを大量に飲むことを好み、クミスのある期間は食事をせずクミスだけを飲んでいる」と驚きを持って著書に記しています。この大量飲用は今日も行われ、子供にも健康に良い飲み物として好きなだけ飲ませています。酒という意識は薄いようですが、大量に飲むとすっかりいい気分に…。

首都ウランバートルに住む人々は、夏になると馬乳酒をたらふく飲むことを楽しみに、草原の親戚、知人を頼って大移動し、馬乳酒ざんまいです。ああ、私も馬乳酒を飲みに草原へ行きたくなってきました。

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