NEWS NO.116(2014年度)
第4回収穫感謝祭を開催
今年で第4回目となった収穫感謝祭が、10月3日(土)に開催されました。
本学では、建学の精神である「健土健民」思想(健全な大地は健全な国民を育む)への理解を深めるため、1年次に農場実習で作物栽培を行い、これを健土健民入門実習として位置づけています。この体験型学習によって食料と健康にわたる生命のつながりを体得し、それに感謝する気持ちを確認することを目的として、収穫感謝祭を実施しています。
空模様が心配されたため、開会礼拝は体育館で行われ、小林昭博准教授による礼拝の後、竹花一成学長があいさつしました。
礼拝終了後は、基礎ゼミ単位で、学生たちが野菜等の植え付けから収穫までの栽培記録や食味評価などをまとめたポスターを体育館に展示し、発表を行いました。
次に、札幌グランドホテルの小泉哲也総料理長による食に関する特別講演賀行われました。
続いて、学生が投票した優秀ポスターの表彰が行われ、最優秀ポスター賞には、眞船直樹ゼミ(食と健康学類)の学生たちが作ったポスターが選ばれました。優秀ポスタ-賞は、内田英二ゼミ(獣医保健看護学類)、押谷一ゼミ(環境共生学類)、杉村留美子ゼミ(食と健康学類)が受賞しました。
また、優れた栽培管理を行った畑に贈られる最優秀農園賞は、岩崎智仁ゼミ(食と健康学類)、田上貴祥ゼミ(食と健康学類)、村田亮ゼミa(獣医学類)、村田亮ゼミb(獣医学類)、内田英二ゼミ(獣医保健看護学類)の5つのゼミが受賞しました。
ポスター賞と農園賞を受賞したゼミには、竹花学長より賞状と副賞が贈られました。
●最優秀ポスター賞
眞船直樹ゼミ(食と健康学類)
●優秀ポスタ-賞
内田英二ゼミ(獣医保健看護学類)、押谷一ゼミ(環境共生学類)、杉村留美子ゼミ(食と健康学類)
●最優秀農園賞
岩崎智仁ゼミ(食と健康学類)、田上貴祥ゼミ(食と健康学類)、村田亮ゼミa(獣医学類)
村田亮ゼミb(獣医学類)、内田英二ゼミ(獣医保健看護学類)
午後からは、会場を一般の方たちにも開放し、食のイベントが行われました。
学生のチャリティー模擬店では、畑で採れたじゃがいもと枝豆をゆで、トウモロコシを焼いて提供しました。
学生ホールでは、環境共生学類の伊吾田宏正准教授が、エゾシカの肉をナイフで解体しながら、エゾシカ肉のさまざまな部位について、その特徴を解説する実演を行いました。
屋外でのエゾシカ肉試食のコーナーでは、炭火焼のエゾシカ肉に小泉総料理長が自ら作ったソーを添えて提供し、長い列ができる大盛況となりました。
学生生協の食堂では、酪農学園産の野菜やエコフィード豚を使用したカレーが無料で提供されました。