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森咲子さんが北海道支部長賞を受賞

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NEWS NO.116(2017年度)

食と健康学類4年森咲子さんが日本顕微鏡学会北海道支部学術講演会の

ポスター発表で北海道支部長賞を受賞

12月16日(土)北海道大学で開催された日本顕微鏡学会北海道支部学術講演会において、本学・食と健康学類4年の森咲子さんら(応用生化学研究室・岩崎智仁准教授、長谷川靖洋助教)がポスター発表し、北海道支部長賞を受賞しました。

表彰状を手にする森さん

 

受賞したポスター

森さんの担当した内容は、電子顕微鏡を使い牛乳の中にある「ミルクエクソソーム」の5か月間の長期に渡る観察です。ミルクエクソソームとは、牛乳の中にある大きさが約200nm(1nmは10億分の1メートル)という小さな細胞膜のカプセルです。5か月に渡り2種類の方法で取り出したミルクエクソソームを観察した結果、どちらにも構造的な変化は観察されませんでした。変化が見られないということは、このミルクエクソソームに薬を運ばせて、例えばガンなどの病巣を狙い撃ちすることが出来る可能性があります。

森さんは、3年生の時に初めて電子顕微鏡に触れました。ミルクエクソソームを電子顕微鏡で観察するまでに2日間ほど準備の時間を要します。今では電子顕微鏡のオペレーションは一人でこなせます。森さんは「ミルクエクソソームの今後の活用に期待したい」と話しました。


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